規模のミスマッチが業績を悪くする

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それは本を書く人や講演をする人が、不特定の社長を対象に説明する場合は、
従業員10人〜30人規模を対象にすべきだ、ということを意味しているのです。


10人〜30人規模を中心に説明すると、従業員3人〜5人規模の社長はもちろ
ん、従業員50人〜100人規模の社長にも応用しやすくなるので、とても都合が
いいのです。

ところが有名大学を卒業したあと大企業に長くいてコンサルタントになった
人は、従業員3,000人規模の話が中心になります。


それに経営規模が小さな会社の話をするのは「レベルが低い話だ」とか「つ
まらない話だ」と思っている人もいるらしく、とにかく大企業の話をする人が
とても多くなっています。


こういう人はアメリカの話をしたり英語をやたらに使うのですぐに解ります。


もし従業員30人の会社の社長が3,000人規模の話を聞き、そのマネを
しようとするとどうなるでしょうか。

100倍も違いがあるのですからひどいミスマッチが起きます。

例えば5人の部下を持ち、自分も戦術活動をする人を「伍長型リーダー」と
呼びます。


自分も戦術業務を担当しているとそれに追われるので時間的にも
精神的にもゆとりが持てず、リーダーとしての仕事はわずかしかできません。


つまり10人〜15人の部下を持ち、自分は戦術活動を全くしてない、
戦術リーダーとでは、仕事の守備範囲が大きく異なるのです。


ところが、大会社の経営のやり方ばかりを聞いている社長は、
伍長型のリーダーを「幹部社員」や「経営管理者」と考えてしまい、
無理な要求をする結果になります。


これでは伍長型リーダーや戦術を担当する人に不満が生じるので、
組織のパワーは強くなりません。

 しかし実際を見ると、こうなっているケースがとても多いのです。

このようなことから本を読んだり講演を開くときは、「この説明や話は従業
員何人がベースになっているか」、「自分の会社は何人か」、この2つを考え
てから応用することが欠かせないのです。

ところであなたの会社は、商品の決め方や営業地域の決め方、
それに仕事の役割分担は従業員の人数に合っているでしょうか。

大企業のマネをしてないでしょうか。
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1938年10月生。久留米市出身。 福岡大学経済学部を卒業後、建材メーカーに入社。 経理を3年、営業を3年経験したあと、28歳のときに企業調査会社に転職。中小企業の信用調査と、倒産会社の取材を担当。営業面では入社3年で九州で1位になり、5 …

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