【ホームページの活用法の見直し】採用や募集のために強化されませんか？ 【経営MAGAZINE】

売上アップや集客アップに目が行き過ぎていませんか？

ホームページというと、モノを売ったり、集客を図るために使おうとする方が多いです。何とか売上アップにつなげたいというのはわかりますが、それ以外の有効な使い方もあります。

例えば、飲食業のホームページは集客よりも採用のために活用されるところが多くなっています。ホームページを作ったからと言ってお客様が増える訳ではないです。更新を繰り返しても見に来てくれる方は少ないと思います。集客目的ならば、ツイッターやフェイスブック、ブログなどを使った方が良いと思います。

そうすると、ホームページの役割は何かのということになります。どんな会社か企業概要を見に来る人は、採用や募集に興味のある方だと思います。

ところがよくあるのは、

「メールでの問い合わせはやっておりません。直接、電話でお願いします。」

と書かれています。

メールでのやり取りでは時間がかかり、どこまで本気で募集・採用を希望しているのかわかりません。そのため、電話で直接問い合わせ下さいということだと思います。そのため、電話番号が大きく書かれています。

しかし、それだけで電話してみようと思うでしょうか？

もう一歩踏み込んで、整備する必要があると思います。

そこで、採用募集を強化したいのならホームページを見直すことが大事になってきます。以下のようなことまできっちりと書かれていますでしょうか？

１．経営理念・経営方針

２．社長からのメッセージ

３．人材の育成について

４．キャリアプラン（役職の上がり方）

５．組織図

６．採用までの流れ

７．募集要項

特に、募集要項については、その都度更新する必要があります。よくできているところは、店舗や時間帯ごと、担当場所別に欲しいスタッフが明記されています。アルバイトやパートさんはその表を見て、問い合わせできるようになっています。

また、給料や手当、時給なども明記されていると安心感があります。

給料等については面談時にお話しさせていただきますでは、問い合わせは来ないと思います。

どんな仕事内容で、どれくらい働ければ、いくらいただけるのかが見えていること、それが一番大事です。

それと、できればアルバイトから社員になった人のブログやコメントも欲しいです。どういうふうになったのか？どこが認められたのか？頑張れば自分もなれるんだというのが大切です。

SEO対策においても「地域名　業態」で自店が上位検索されたいというのもわかりますが、「地域名　募集・採用」で上位検索され人材を確保するという使い方もあると思います。

ネット上では徐々に、即売上に結び付く方法以外の使い方が出て来ています。

ホームページの使い方、もう一度見直されても良いような気がします。

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