【米穀店・お米屋さんのホームページの見直し】顧客対象別に作成する必要あり（株式会社　武内コンサルティング）

【米穀店・お米屋さんのホームページの見直し】顧客対象別に作成する必要あり

【米穀店・お米屋さんのホームページの見直し】顧客対象別に作 …

米穀店様のホームページを見ていると、一般消費者向けに作られてものが多いように思います。自社サイトで少しでも買っていただければ良いといった感じです。

ところが、米穀店の事業というのは顧客層が多岐に渡っています。いろんな流通経路、マーケットがあるため単に一般消費者だけを攻めるということはないと思います。

例えば、チャネルで言えば以下のようになります。

１．一般消費者向け（店頭・ネット通販）

２．産地や農家向け

３．仲卸向け（食品スーパー・ドラッグストア・大型店他）

４．飲食店・業務店向け

等々に分かれます。

業務店開拓をしようと思い営業に行ったとします。後でホームページでご確認下さいと言ってもそのホームページが一般消費者用に作られたものであれば、意味がないです。

理想はチャネル別にそれぞれ作る必要があると思います。有力な産地農家の方と取り引きをしたいのであれば、農家の方が見て魅力的に感じるようなページ作成が必要です。イベントを行っているところや、産地の説明をお客様にしているところ、流通経路を明確化し鮮度抜群であるところなどPRすることが大事です。

飲食店向けの場合もサンプル選びから、面談ヒアリング・現場調査から納品までの流れをしっかり書くことが大事です。特に炊飯に関してはプロであることを上手に告知し、アドバイス・指導できることが差別化につながります。美味しいごはんの炊き方なら任せて下さい。そのためのサポートをしますというのが良いと思います。また、売上アップのための営業サポートも行っていますというようなこともあったら強いと思います。

仲卸も同様に、価格だけでなく、企画販促やイベント協力、炊飯指導など様々な協力提案が必要だと思います。

顧客対象が異なっているのに一つのホームページで案内するのは、限界があると思います。

もし今後、飲食店・業務店を攻めて行こうと思われるならば、それに特化したものを作る必要があると思います。

ホームページと言うとネット通販や小売がイメージされますが、米穀業界の場合はいろんなチャネルがあります。そのチャネルごとにもう一度再整備されても良いような気がします。

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