人材育成・人事制度運用の肝

人材育成・人事制度運用の肝

今回は採用後の人事制度の運用についてお話していきます。

多くの企業で、「人が最大の経営資源だ」とおっしゃりますが、果たしてその言葉と現実が乖離していないでしょうか?

そんな、どこの会社でも必ず悩みのタネに上がる人事制度の運用方法について考えていきます。

 

人事制度はいわば、最大の経営資源である「人材」をより“効率的かつ1つの有機体”として成果を上げるためのシクミです。

シクミは誰が使っても同様に運用が可能であり、その再現性が必要となります。

 

今年は午年ですが、馬を上手に操るにも万国共通の一定の動作(シクミ)があります。

このシクミがあるから、馬の乗り手が変わっても馬は常に一定の動作(歩く、ゆっくり走る、早く走る、止まる、曲がるetc)を行うことができます。

 

馬を組織(社員)騎乗者を経営者(管理者)と例えるなら、一定のシクミに従い、指揮命令・評価を行うことで、組織は経営者の意図を理解しやすくなり、効率よく正しい仕事を行うことができるようになります。

 

ただ、ここで面白いのは馬も組織も一定のレベルまでは騎乗者(経営者)の力・技量でリードする必要がありますが、一定レベルを超えるとそこから先は騎乗者が馬に動きを委ねることの重要性が高まる点にあります。

 

馬とのコンタクトが取れ、一定の動きができるようになったら、次の段階としては、人馬一体となっての動きを目指す必要があります。いつまでも、騎乗者の指示通りにしか動けないようでは、経営者を含めた1つの組織体とはなり得ません。

 

馬の世界では、初心者は「馬が言うことを聞かない」と言い、上級者は「馬を気持ちよく走らせることが出来なかった」と言います。

この話は、経営にも通ずる重要な考え方の違いだと思います。ある一定のレベルまでは、トップが責任をもって、そのカリスマ性やパワーで組織を引っ張る必要があります。

 

しかし、ここから先、更なる成長を組織として目指すためには「馬を気持ちよく走らせる方法」を考え、委ねる勇気を持つことが重要になります。

 

委ねると初めは上手く機能せず、やっぱり自分が指示を出さないとダメだ!と思うと思いますが、そんな時は「馬を気持ちよく走らせることが出来なかった」という言葉を思い出し、人馬一体の経営の重要性を再度目指してください。

騎乗者(経営者)だけでも、馬(社員)だけでも、乗馬(経営)は上手く成立しません。

幸せな会社づくりの鍵は、相互信頼です。

 

人事制度も初めはシクミで回し、定着してきたら今度はその運用を委ねてみる。この感覚が重要です。ずっと同じ人事制度では組織もずっと同じレベルの範囲内に留まり続けることになります。

 

今回お伝えした内容は非常に抽象度も高く、「そうしたいけど、その余裕がないから困っている。まず余裕を作る方法を教えて欲しい」という方も大勢いらっしゃると思います。

ただ、これに対しては松下幸之助さんが生前にセミナーでお話されたことでも有名な

「そんな方法(余裕を作る方法)は私も知りませんのや。知りませんけども、作ろうと思わんとあきまへんなあ」

という言葉が非常に深く考えさせられます。

まず、思わないことには事は成せません。

どうしたら人馬一体の経営を出来るかを考えることから始めましょう。具体的な運用例やポイントはまた随時配信していきます。

 

「人事制度の重要性も分かっているし、しっかりと設計・運用もやってみたいけど、経験が無いから何から取り組んだら良いのか分からない。」

「うちじゃシクミづくりや研修なんてやっても無理」そんなことをお考えの方は、まずはお気軽にシンミドウまでお問合せ(無料相談)ください。実例を交えて御社に必要なプランなど、今回お伝えしきれなかった細かな部分をお伝えさせて頂きます。

【お問合せ】 050-5819-9201 人事・労務担当:松村まで

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  • コンサルタント:経営
  • 株式会社シンミドウ
  • 埼玉県さいたま市大宮区桜木町4-244-1 都築ビル 2F

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