■今こそセミナー営業を！（株式会社リンケージM.Iコンサルティング）

営業戦略

■今こそセミナー営業を！

～営業マン育成虎の穴シリーズ～

世の中に、営業手法はごまんとあります。

大きく分ければ、
「新規開拓」と「リピート促進」があります。
同じ営業でも、新規開拓とリピート促進では、
やり方が異なります。

さらに、新規開拓の中にも、様々な方法があります。
「飛び込み営業」「テレアポ」「ダイレクトメール」
「ＦＡＸＤＭ」「新聞折込チラシ」「ポスティング」
「ハンディング」「新聞広告」「雑誌広告」

「交通広告」「野立看板」「リスティング広告」
「ホームページ」「ＳＮＳ広告」「メールマガジン」
「ウェイビナー」「プロダクトローンチ」など、
あげればキリがありません。

また、リピート促進でも、
「電話」「ダイレクトメール」「訪問」「メール」など、
営業する媒体は様々です。

それにしても、
これほどまでの選択肢があるということは
無限の可能性があるということでもありますが、
選択を誤るとまったく効果がない
ということも考えられるのです。

難しい時代になりました。

さて、私が属するコンサルタント業界ですが、
昔から新規クライアントを開拓する手法として、
「セミナー営業」と呼ばれる手法がおこなわれていました。

コンサルタント以外にも、
「社会保険労務士」「税理士」「中小企業診断士」など、
士業と呼ばれる人たちの間では、
ごくごく一般的な営業手法です。

具体的には、テーマを決めてセミナーを開催します。
参加費は、無料～数千円に設定します。
初めての人でも、
参加しやすい価格に設定するのがポイントです。

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長谷川博之の眼★本物の商売を目指すポイント！
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このセミナー営業ですが、
私たちのように無形のサービスを提供する業種だけでなく、
あらゆる業種に応用できます。
たとえば、あのスターバックスは、
「コーヒーセミナー」を開催しています。

これは、スターバックスのコーヒーマスターが、
おいしいコーヒーのいれ方を実演しながら、
コーヒーのある生活を楽しむコツ、
好みのコーヒーの選び方や食べ物とのペアリングなどを
紹介するセミナーです。
２時間のセミナーで３,０００円です。

ですから、レストランのシェフが、
近所の主婦を集めて料理教室を開催しても、
何ら不思議ではないのです。
少子化が進展している昨今、
食事目的でレストランに来店するお客様だけでなく、
そのほかにも収益化することをやらなければいけない時代です。

セミナー営業とは、
簡単にいってしまうと
「自社ノウハウの情報化」です。

セミナー営業の目的は、スターバックスもレストランも、
自店のファンを増やすことと、
お店への来店を促すことです。
ネットの普及で、スマホから簡単に情報発信ができる時代です。
自店のあらゆることを情報化しない手はありません。

もう一度、言います。
セミナー営業は、業種問わずに中小零細企業は、
必ず行った方がいいでしょう。
それくらい価値のあることです。

「自動車」「住宅」「医療」「保険」「金融」
「福祉」「冠婚葬祭」「システム開発」
「旅行」「健康」「ファッション」「美容」「教育」
「ＩＴ」「ペット」など、あげればキリがありません。

「セミナー講師などできない！」
と言っている場合ではありません。

自社ノウハウや専門知識を情報化することによって
セミナーを開催し、新規のお客様との接点を増やしていくのです。
また、セミナーだからといって、
会場を借りて数十人も集めなくてもＯＫです。
社内や店内にちょっとしたスペースがあるのであれば、
そこを会場に、数人の参加者を集めて
小規模セミナーから始めてください。

また、スタッフにセミナー講師を経験させることで、
確実に成長できます。
自分の専門ノウハウを整理し、体系化できます。
どうやったら、参加者が理解してくれるのか、
伝え方を考えるようになります。