■複雑になったネット…どうしたらいいのか？（株式会社リンケージM.Iコンサルティング）

■複雑になったネット…どうしたらいいのか？

世の中、どんどん複雑になっているような気がするのは
私だけではないはずです。
たとえば、「ネット」。
ほんの１０年前までは、ホームページのことだけ考えていればよかったのですが、
今は「ブログ」「Facebook」「Twitter」「LINE」「Instagram」「YouTube」
などのメディアが氾濫しており、
何をどのように使えばいいのかわからないという企業が増えてきました。

その気持ち、よくわかります。
私のようなマーケティングの専門家でも、
複雑過ぎてよく説明できないこともあります。
そこで今日は、ホームページ、ブログ、ＳＮＳの役割と使い方について、
私の事例を元に解説します。

まず、日々の情報発信の核となるのは、
ブログとYouTubeです。
この２つは、ほぼ毎日情報発信しています。
情報発信と言っても売り込みではなく、
あくまでも読者や視聴者の役に立つ情報です。
この記事も売り込みではなく、
専門家の立場から複雑になったネット環境を解説しています。

また、このような情報を発信すればするほど、
ノウハウがたまっていきます。
つまり、ブログの記事をひとつにまとめれば
一冊の本にすることも可能だということです。

さらに、それぞれの記事は検索で引っ掛かるので、
記事を書けば書くほど検索される窓口が増えます。
ですからブログをやるのなら、できるだけ毎日記事を書いた方が、
検索上有利になるということですが、
なかなか継続できないというのが現実です。

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私の場合は、ブログのほかにYouTubeでも毎日情報発信をしていますが、
ブログとYouTubeの動画を別の内容にしなくても、
ブログの記事をそのまま動画で撮影したものも数多くあります。
要は、記事の使い回しです。媒体が違うのでこれでもＯＫです。

さて、「Facebook」「Twitter」「LINE」「Instagram」などのＳＮＳですが、
ランチの様子やプライベートな情報を発信してもいいのですが、
ビジネスを前提で考えるなら、ブログやYouTubeの告知をすることです。

日々更新するブログの記事も検索だけでなく、
ＳＮＳで発信することで露出がグンと増えます。
露出が増えるということは、見られる可能性が高くなるということです。

そして、もうひとつ重要な役割がＳＮＳにはあります。
それは、ブログやYouTubeに興味を持った人と繋がることができます。
つまり、双方向でのコミュニケーションができるということです。
このようなＳＮＳの機能を使わない手はありません。
ですが、戦略的な視点でＳＮＳの機能を使いこなしている人は稀です。
面倒なことを考えなくても、プライベート情報を発信しつつ、
ブログやYouTubeの更新情報を告知するだけでもいいわけです。

また、最近ではリアルで知り合った後、
ＳＮＳで友達申請してリアルでの交流を補足したり、
付き合いを深めるために使われることが多くなってきました。

最後のホームページですが、
ビジネスに関する情報のみでＯＫです。
「商品やサービスの紹介」「会社概要」「経営理念」
「スタッフ紹介」「アクセス」「問い合わせ」などです。

金融機関の融資では、担当者は必ずホームページをチェックします。
ですから、信頼性の高いページにした方が絶対に有利です。
やはり、素人が片手間で作成したページでは、
信頼されにくいということなのです。
これは金融機関だけでなく、取引先、
リクルートでも当てはまります。

このように、「ブログ」「ＳＮＳ」「ホームページ」は、
それぞれの役割がありますので、
上手に使い分けることが重要です。

一見、複雑になったように思えますが、
実はシンプルです。