■消費の価値観に対応できていますか?

〜経営戦略虎の巻〜

ここ10年、消費の価値観は大きく変わりました。
そもそも日本という国は、
戦後、モノのない時代から歴史上類を見ない経済発展を遂げます。
恐らく、短期間でこれだけの経済発展を遂げた国は、
これからも出てこないかもしれません。


その要因は、アメリカナイズされた文化、
モノのない時代に加え、日本人の勤勉さなんだと思います。
そりゃそうです。モノのない時代に、
アメリカナイズされた文化でカルチャーショックを受けて、
強烈な憧れと欲望が発生しています。


この憧れと欲望が日本経済を動かせたといっても過言ではありません。
私の親世代(80代〜90代)が、戦後日本を創ってきたのです。
子どもの頃、食べ物がなく苦労をしていますので、
冷蔵庫の中に食料がなくなると不安になるようです。


ですから、食べ物だけは豊富に備蓄していました。
そのような環境で育ったのですから、
しょうがないのです。


一方、私の世代は、食料不足やモノ不足を経験していませんから、
食料を過剰に備蓄している気持ちが理解できません。
世の中の価値観が短期間で変化すると
ジェネレーションギャップが強烈に顕在化します。


そして50代以上は、仕事をする原動力はお金がメインでした。
ですが、今の20代〜30代はお金のない時代を経験していませんので、
仕事をする動機がお金でない場合が多いようです。
 
 
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長谷川博之の眼★本物の商売を目指すポイント!
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ですから、給料が高いからといって、
その企業に求人が殺到するということはありません。
そこが、今の経営者の悩みでもあります。


では、若い人はどのような価値観で仕事をしているのでしょうか?
これは、様々な意見があると思いますが、
周囲の経営者に聞くと、
「世の中に認められたい=承認欲求」が強いようです。


「上司に評価されたい」「お客様の役に立ちたい」という欲求です。
災害があると、いち早くボランティアで動くのが若い人が多いのも、
このような価値観があるからだと思われます。


そして、消費の価値観も、商品の良し悪しから、
誰から買うのかが重要視されるようになりました。
つまり「何を買うのかよりも、誰から買うのか」なのです。


そうなると必然的に、
消費は人間の関係性の中で生まれることが多くなります。
特に、高額商品はその傾向が強まるでしょう。
たとえば、住宅でも、自動車でも、
信用がおける人から買いたいという価値観です。


商品の差別化が難しいということもありますが、
商品が購入のメインではないのです。
これが、ここ数年の大きな特徴です。


この価値観を持つ人が増えてくると、
マスマーケティングは益々難しくなりました。
なにしろ、見込客と関係はできていませんから・・・。


また、商品や客層を絞り込んだマイクロマーケティングでも、
見込客との関係性ができていなければ難しいでしょう。


このような現状は、BtoB(法人対法人の取引)の世界でも顕著です。
関係性のできていない飛び込み営業は益々難しくなっていきます。
そこで私がここ10年注力している
「関係性創り」の方法を紹介します。


それは、経営者団体、異業種交流会への参加です。
現在私は、「中小企業家同友会」「倫理法人会」
「守成クラブ」に所属しています。


そのほかにも、経営者向けセミナーには、
できるだけ参加して名刺交換をすることにしています。
 
 
なぜこのような活動をしているのかといえば、
人間は、「同じ団体に所属している」「名刺交換をした」
ということに弱いのです。

顔も名前も思い出せないかもしれませんが、
日本人は少しでも繋がりがあることを大切にします。

ちょっとした接点かもしれませんが、
これを手掛かりに縁を大きく育てることは可能なのです。
これは、私が保証します。

ビジネスコラム提供者情報

  • コンサルタント:営業
  • 株式会社リンケージM.Iコンサルティング
  • 新潟県新潟市東区大形本町3-1-38-608

【代表取締役・長谷川博之(はせがわ・ひろゆき)プロフィール】 新潟県三条市生まれ、新潟市在住。 高校卒業後、ジャズミュージシャンを目指し上京。その後、広告代理店、量販店などの勤務して、2001年に独立。 新潟県新潟市を中心に …

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