株式会社スマートビジョン 【経営MAGAZINE】

　近年、先進欧米企業では、矯正型ランクづけを廃止し、「日常業務の中で、効果的なフィードバックとコーチングをしながら、人材育成を進める方針に転換しています。
　それでは、どのように進めたらよいかを学ぶのが、本コースの重要な目的です。
　その基本は、ANSI/ISO HR標準のガイドラインに準拠したパフォーマンス・マネジメントのガイドラインに規定されていまる、フィードバック手法、コーチング＆メンタリング手法の視点で、わかりやすく学ぶ基礎コースです！
　　本当の「質問力」とは、自分がわからないことを聞くのではなく、相手がまだ気づいてないことを気づかせるための効果的な質問が出来る力です。
　　そのためには、相手の方が何を目指しているのか、その方向性は妥当なのか、その実行手法は適切なのか、効果が徐々に出てきているのか、何かやりにくい点がないか、職場の理解と協力が得られているのか、本来やるべきことがなされているのか　等々、色々な視点で現状を分析しながら、これからなすべきことを気づかせることです。
　このためには、ただ仲が良い、コミュニケーションができるレベルから、創造的な取り組みを協力して進める協働環境にステップアップすることです。

講師：石川　洋　（いしかわ　ひろし）
パフォーマンス・コーチングとメンタリングの第一人者
国際メンタリング&コーチングセンター代表、株式会社スマートビジョン代表取締役
日本人材マネジメント協会JSHRM　執行役員

皆さんの職場には、仲間を思いやり、援助の手を出してくれる人たちがどれだけいますか？

　職場を活性化するには、不満のはけ口をつくるだけでは、一時的な対症療法にしかすぎません。
率先して、挑戦しようとするメンバーが、皆さんの職場にどれだけいますか？　
　「そんなこと、リーダーが考えるべきこと」と思っていませんか？
　例え、そんな人でも、自分の将来に関係すれば、真剣に考えようとします。もし、現在やろうとしていることが、将来の自分にかけがいのない意味があり、多くの人から喜ばれ、感謝されるとしたら、本人の達成感もひとしおです。どこかのＣＭである通り、「これは、あなたのためだから。」とただ言われても、到底理解出来るものではありません。

　　コーチング上達のコツは、「何でも話せる雰囲気づくり」、「相手の状況を理解する気持ちを伝え、一緒に考えようとすること」、「やれば出来るとのイメージづくり」にあると言えます。この実現には、やる気と可能性を引き出し、行動と結果の因果関係をキチンと把握し、結果につなげるコーチング・スキルを学びます。　

　情報や目標の共有からはじめ、５つの共有関係を構築し、GROWモデルを中心に、パフォーマンスを高めるコーチング8スキルを活用し、モチベーションを高めます。経験のない方にも、事例を提示し、自分の考えを引き出すメンタリング・スキルを活用、職場でよくある事例で、ロールプレイを繰り返すことで、メンターとしての効果的進め方が自然と身に付きます。メンバーの育成心を高め、キャリア意識の引き出しにより、効果は更に高まります。本コースでは、コーチングの効果検証を演習後に行いますので、効果的な学習が可能になります。

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