【企業再生の現場報告】支援継続に値する企業かどうかは使途不明なお金の流れで判断される！（株式会社　武内コンサルティング）

【企業再生の現場報告】支援継続に値する企業かどうかは使途不明なお金の流れで判断される！

【企業再生の現場報告】支援継続に値する企業かどうかは使途不 …

使途不明なお金の流れがあるとアウト！

特に経営者一族の不明なお金の流れは必ずチェックされます。説明のつかないものはダメ！

いくら売上があり、利益を出せる体制に持って行ける可能性があったとしても使途不明なお金があると誰も信じてくれません。

それと使途不明なお金は埃と同じで叩けば叩くほど出てきます。だから少しの金額でも出てきた場合、信用は０と考えても良いくらいです。

決算書の中に不明な点がないかどうかまずそこからチェックが入ります。良いか悪いかという視点で見るだけでなく、何か隠し事をしていないかどうかチェックされます。

支援継続の一つの基準は嘘をついていないかどうかです。数字に嘘があれば、どんな言い訳も通用しません。同様にすべてのことに対して嘘をついているのではと見られます。

赤字であるとか、利益が出ない体質というのは改善・改革が可能です。正しい手法で経営すれば、良くなる可能性が高いです。

しかし、粉飾や使途不明なお金の流れがある会社は、信用されません。そういう会社を立て直すのが難しいからです。いつかまた同じような不明なお金が発生するかもしれないからです。

また、個人と会社のお金の区別が付いていない会社も信用されません。この状態では法人であっても会社とは言えず、個人商店のようなものとみなされます。

赤字は回復が可能ですが、使途不明なお金の流れを止めても信用は回復しません。身綺麗な経営を一所懸命されて来た方に対して支援されます。

嘘をついていると判断されるとどうしても支援は難しくなります。膿を出し切って、真っ白な状態で再出発するしかないです。でもそれ自体認めてくれるかどうかはわかりません。

金融機関や関係各社が応援したくなるような会社でないと、支援はされないような気がします。

経営は利益を出すことよりも不明なお金がないことが一番大切なのかもしれません。

中小企業を元気にする：株式会社武内コンサルティングへのお問合せ・ご相談

「今、こういう状態なんだけど、どうすればいいかな？」「こういうことで悩んでいるんだけど、助けて欲しい」など、弊社へのご相談や「この商品はどういう内容なの？」「これについて聞きたいんだけど」など弊社や、弊社の商品サービスについてのお問合せがございましたらお気軽に、ご連絡いただけますようお願いいたし …