SIP B2BUA 【経営MAGAZINE】

SIP B2BUAは、Session Initiation Protocol(SIP)のBack To Back User Agent(B2BUA)のスタックです。

Voice over IP(VoIP)のアプリケーションやデータ通信のアプリケーションを開発することができます。

機能

マルチキャリアに対応したSIPスタックで、以下の機能を持っています。

• マルチキャリア向けSIPシグナリング機能

• SIP端末（User Agent）向けSIPシグナリング制御機能
• P2P向けSIPシグナリング制御機能
• 簡易SIPサーバ向けSIPシグナリング機能（簡易レジストラ）
• データ通信向けSIPシグナリング機能（m=application）

特徴

SIPに準拠した100%自社開発のSIPスタックで、次のような特徴があります。

• マルチプラットフォーム（WxWorks、WindowsCE、Linux）に対応可能
• プロトコル独自仕様対応などお客様の要望に対し、柔軟にカスタマイズすることが可能
• キャリア認定に向けたコンサルティングが可能

システム構成

B2BUAは、動作環境に記述したOS上で動作します。また、アプリケーショプログラムからは、動作環境で説明したインターフェースを用いて使用することができます。 SIP B2BUAを使用することにより、次のようなシステムを構築することができます。

• SIP-TV電話機

映像、音声のシグナリングにSIPを使用する端末です。もちろん音声だけの端末を構築することもできます。

• SIP-Q.931ゲートウェイ

SIPと他のプロトコルのゲートウェイです。SIPの方言を吸収するためのSIP-SIPゲートウェイなども構築できますし、SIPマルチキャリア用のゲートウェイなども構築できます。