早く知って良かったと思うSEOの本当とウソ

Googleはコンテンツの善し悪しを判断できるのだろうか?

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ウェブサイト制作に携わる人間なら一度は考えたであろうこの疑問。

「Googleは世界でトップレベルの技術者の集団だ。だから独自の日本語解釈のアルゴリズムでコンテンツの善し悪しを判断しているはずだ」

と、当時新人だった私に先輩技術者のA氏はドヤ顔で告げたのだった。

まだ人を疑うということをあまりしない当時の私は、その思い込みをつい最近まで信じていた。

しかし、現実は残酷だった。

それもそうだ。そもそも、コンテンツの善し悪しを判断するのは検索エンジンのボットのような機械ではなく、それを読む人間だ。だから、人間の行動がコンテンツの善し悪しを判断する要素になっているという回答には納得できる。

しかし、危なかった。このままでは的外れな努力を続けてしまうところだった。

「もしかしたら、他にもSEOに関して間違った努力をしている項目があるのではないだろうか?」

そして、電車の中でスマホを駆使し情報を探し続けて1ヶ月後・・・

「ついに、見つけたぞ!」

そう、 を見つけた。2008年と少し情報は古いが、今もそれほど変わってるわけではないだろう。
英語なので意訳になってしまうが、自分なりにまとめてみた。

 

1.重複コンテンツはあまりペナルティを受けるのか?

スパムサイトと判断される理由として、かなり有名な法則である重複コンテンツだが、それは間違いだ。
Googleは上手に重複コンテンツを無視してくれるので、重複コンテンツを気にしすぎることはない。
サイトで、コンテンツを再利用するときには不自然にならないようにする。

 

2.できるだけ多くの検索エンジンに登録すると検索結果の順位は上がるのか?

資料には次の様に記載されている箇所がある。

>>検索順位には関係ない
>>1000個の検索エンジンに登録しても、ユーザーがその検索エンジンを使用していなければ意味が無い。

つまり、「このサイトは1000個の検索エンジンに登録しているから、グーグルの検索結果で優遇されますよ」とはならないということだ。2003年 の頃は、検索エンジン代行サービスや自動登録ツールなどが販売されていたが、ああいったモノは本当のところ、まったく効果が無かったわけだ。買わなくて良 かった。

 

3.最適なキーワード密度は?

最適なキーワード密度なんてない。
コンテンツにキーワードを詰め込むとコンテンツの内容が理解しにくくなるため、かえって重要なページと判断しない傾向にある。そもそも、ユーザーのため に、自然に書く事が重要であって、キーワードが繰り返しなんども出てくる文章というのは不自然だ。標準的な日本書き方では一度出てきたキーワードは「そ れ」とか「これ」といった指示語で表す。

昔、SEOに効果的に記事の書き方に「キーワードの出現率」なるものがあり、それの比率を守ると上位表示効果があるという伝説を聞いたことがあるが、あれも勘違いだったらしい。

 

4.PageRankは重要ですか?

PageRankはあまり重要ではない。
確かにGoogleはPageRankを良いサイトを判断する要素として見ているけれど、他にも200以上の要素を見ている。それなのに、200の内の1 つの要素でしかないPageRankを気にしてもしょうがない。もっと、ユーザーに役立つコンテンツづくりに力を注いだ方が良いだろう。

5.検索エンジンへの登録は定期的にした方が良いか?

これは一度登録したら、あとは放置でOKだ。今ではウェブマスタツールを使うことで、自分のサイトをクロールしてくれるようにGoogleにリクエ ストを送信することができる。このリクエストはボットに自分のサイトをクロールしてもらうように依頼するものだから、次の様な疑問がでるかもしれない。

例えば、

「ページを変更する度に、リクエストを送信した方が良いのだろうか?」

とか、

「ひょっとして、毎日インデックスするようにリクエストを送信したら、検索順位が上がるのか?」

といった事だ。

だが、この考えは間違いだ。なぜなら、再度サイトを登録してもクロールやインデックス、検索順位は変わらない。また、それに一度URLを通知すれ ば、あとはロボットが計画的に最クローリングしてくれるからだ。だから、一度検索エンジンにインデックスされれば後は放置で良い。

6.正しいX(HTML)のコードはサイトの順位を上げるか?

組んだHTMLの文法的な正しさは、W3Cの文法チェッカーを使うことによって、点数で表される。

・これで高得点をとれば検索順位に良い結果を与えるのか?
・反対に低いと検索順は下がるのか?

これは「違う」

なぜなら、ほとんどのウェブサイトのコードは間違ったコードを使っているからだ。
正しいのは5%以下のサイトでしかない。

「間違った文法で書かれたHTMLならブラウザで見たときに表示が崩れるのでは?」

ふむ。確かに本来はそう考える方が自然だ。しかし、結果から言って層はなっていない。
なぜなら、先にも述べたとおり、ほとんどのサイトのHTMLは文法的にどこかしら間違っているので
見るサイトすべてのレイアウトが崩れてしまう結果になってしまう。

これでは見る人にとって良くない。そこでウェブブラウザの方で壊れたHTMLでも正常に見えるように
ある程度補正して表示してくれる。そしてこれは検索エンジンのボットにも同じ事が言える。
HTMLが文法的に正しくなくてもボットもやや寛大に解釈してくれると言うことだ。

つまり、W3Cの点数に固執しなくても良いということだ。

まとめ

・グーグルはコンテンツの善し悪しを判断できない。
・重複コンテンツでもペナルティの事をあまり考えなくてもいい
・たくさんの検索エンジンに登録しても、Googleの検索結果の順位が上がるわけではない
・最適なキーワード密度なんてない
・PageRankはあまり気にする必要はない
・検索エンジンへの登録は1度で良い。
・(X)HTMLが文法的に高得点でも検索順位にはほとんど影響がない

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