個人向け国債とは

償還期限10年、年2回利払いの変動利付国債。2003年3月より発行が始まった。

個人のみが保有することができ、最低額面金額は1万円なので、個人投資家にとって購入しやすい特徴を持っている。また、最低利率(=0.05%)が保証されている。初回利率は、募集開始時の直前におこなわれる10年固定利付国債(=10年の長期国債)の入札における平均落札利回りより算出され、適用利率は実勢金利に応じて半年毎に見直される。

個人向け国債は、10年満期が基本であるが、発行から1年を経過すれば、いつでも換金をすることができる。

換金価格=額面金額+経過利子相当額-直近2回分の利子相当額

直近2回分の利子相当額とは、税引き前の金額のことをさすので、中途換金した際には、受取金額の合計額が投資金額を下回ることがある。

個人向け国債は、証券会社をはじめとする金融機関、郵便局で購入することができる。証券会社等による販売は募集のみとされ、募集期間は、原則、発行要項の通知日(発行日の30日程度前)の8営業日後から、発行日の11営業日前とされている。発行日は、1、4、7、10月の各10日である(休業日の場合には、翌営業日となる)。

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