GDP成長率とは
経済成長率を表す指標としてGDP成長率が多く用いられている。
これは一定期間内に生産される付加価値の量が前の期と比較して、何%変化するのかを予測したものである。生産される付加価値の量(国内総生産)を計測をするためには、生産面、分配面、支出面のいずれからも計測することが可能となっている(=国民所得の三面等価)。
支出面からのアプローチが最も速報性が高く、予測可能度も高いとされている。支出の項目を「個人消費」「住宅投資」「民間設備投資」「在庫投資」「政府消費」「政府投資」「純輸出(輸出等-輸入等)」に分類し、これらの各項目の伸びを予測することにより、GDP成長率の予測値が算出される。
景気分析をするときのもっとも基本的な作業が、経済成長率の予測で、年末年始になると多くの経済予測機関から翌年度の経済見通しが発表される。
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