発行登録制度とは

発行登録制度とは、一定の適格要件(1年間以上継続開示、上場企業であること、一定額以上の株券の売買金額・時価総額、指定格付の取得など)を満たしている発行会社が、あらかじめ一定期間内(1年又は2年)に予定する有価証券の募集または売出しについて発行登録書を大蔵大臣に提出していれば、当該有価証券の募集又は売出しの届出を要しないで、発行条件等のみを記載した発行登録追補書類を提出することにより、直ちに当該有価証券の売付けを行うことが可能となるものである。

アメリカで1983年に導入されたShelf registration(一括登録制度)にならい、日本には1988年の証券取引法の改正で創設された制度である。その後、普通社債の発行には一般的に利用されるようになり、最近では新株発行にも利用され始めている。

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