ラチェット死亡保障とは
変額年金保険において、払い込まれた保険料は、保険会社の特別勘定で運用され、その運用成果に応じて死亡給付金や年金が支払われるが、ラチェット死亡保障は、運用実績によって死亡給付金額の最低保障額を見直す機能のことをいう。
毎年、契約応答日に、その日の積立金額と、それまでの死亡保障額を比較して、大きな方の額を、新たなラチェット死亡保障額とし、その日より適用される。
一度上がったラチェット死亡保障額は、下がることはない。
そもそもラチェットとは、アタッチメントを取り付けてボルトやナットを回す工具であるラチェットハンドルからきている。このラチェットハンドルの特徴は、一方向に回すと、戻り止めがついているので、決して反対には戻らないものである。変額年金保険においても、一度上がった最低死亡保障額が下がらないことから、ラチェットと呼ばれている。
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