ビジネス用語・経営用語の用語辞典

企業が従業員の福利厚生の一環として自主的に設けている年金制度。

国が運営する国民年金や厚生年金保険等の公的年金の補完として位置づけられ、以下のように2つに分けることができる。

●企業が負担する掛金が、税制上損金扱いとして社外積立が認められる厚生年金基金や適格退職年金といった税制適格の年金

●損金扱いできないその他の自社年金

公的年金である厚生年金との組み合わせは、厚生年金＋厚生年金基金、厚生年金＋厚生年金基金＋適格退職年金など、企業によってまちまちであるが、現在、サラリーマンの半数以上が企業年金に加入しているとみられている。

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