統制勘定とは

得意先元帳を補助元帳として使用している場合、得意先が多くなると多数の補助元帳を必要とする。
これを総括するために総勘定元帳に売掛金勘定を設ける。
このような勘定を統制勘定という。
統制勘定は総括勘定、統括勘定などとも呼ばれ、その傘下にある多くの補助元帳を統制する役割を果たしている。

<コメント>

多くの子供勘定を持つ親勘定というイメージです。
仕入先元帳を統括する買掛金勘定も統制勘定です。
会社の規模、業種によっては他の統制勘定も考えられます。

勘定奉行や弥生会計などの小規模会計システムでは、補助元帳と総勘定元帳の機能が一体になっていますが、自社で会計システムを構築する場合、必ずしも両者が一体にになるとは限りません。

得意先元帳を販売管理システムの中で持ったり、仕入先元帳を仕入・在庫管理システムの中で持ったりすることがあります。

このような時、会計システム(総勘定元帳システム)には、各補助科目の金額を一括(合計)して入力することになります。
#細かいことは他のシステムに聞いてね、というイメージです。

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