事前警告型ライツプランとは
大規模な株式買付(多くは20%以上の取得)を想定し、そのような買収者が現れた場合には、買収者に対して、買収提案の目的及びその内容、買収価格の算定根拠及びその資金の裏付け、さらには、買収後の経営方針等に関する情報を提供することを求め、それらの情報が提供された後、会社側で一定の検討時間を確保することを求めたルールを定めた上で、買収者がこのルールを守らないときには、新株予約権の発行などを行って、買収者の買付行為に対抗するものである。
特徴としては、買収者登場時に講じる防衛策を、平時の段階で開示して事前に警告する形をとること、買収者登場前には新株予約権を発行しないことが挙げられる。あらかじめ新株予約権を発行するものではないため、発動時において新株予約権発行差し止めのリスクが残る点、また、事前に行った警告がどの程度その意味を持つかが未知数である点には留意が必要である。
経営に関する人気コラム一覧
ビジネス用語・経営用語辞典カテゴリ
- 経営や企業に関する用語
- 営業・集客などのマーケティング用語
- 経営関連の法律・制度の用語
- 経理や会計に関する用語
- 財務や経理に関する用語
- 税金に関する用語
- 組織やマネジメントに関する用語
- 年金・保険・労務に関する用語
- 投資や債権に関する用語
- ISOや規格に関する用語
- 基礎経済知識に関する用語
経営者支援コンテンツ
会員メニュー
会員限定のメニューです
気になったページのMyリストへの登録や、経営に役立つ情報メルマガの管理など、さまざまな便利機能がご利用いただけます