マザーズとは

マザーズ (Mothers : 「Market Of The High-growth and EmeRging Stock」 の略) は、東京証券取引所が開設する新興企業向けの株式市場である。

==概要==
大阪証券取引所のヘラクレス (有価証券市場)|ヘラクレス市場(当時のナスダック・ジャパン)に対抗する形で、1999年11月に開設され、同年12月22日にリキッドオーディオ・ジャパン(現ニューディール (企業)|ニューディール)が上場第1号企業として上場した。200社が上場している(2008年3月19日現在)。

==基準・条件==
上場基準が、一部や二部より大幅に緩いため、起業して間もない企業や、成長性は見込めるものの先行投資等により赤字決算の企業も新規に上場している。また、上場審査が一部や二部に比べて、3分の1(約1ヶ月)程度に短縮されている。

マザーズ上場企業には、一部や二部上場の企業より高い透明性を求められる。マザーズ上場企業は、一部や二部で求められる法定開示やタイムリーディスクロージャーに加え、第一、第三四半期業績の開示と、投資に関する会社説明会を年2回以上開催することが義務づけられている。

==指数==
指標として東証マザーズ指数が2003年9月16日より算出されている。2006年1月16日の2800.68ポイントをピークにライブドアショックを機に下降線をたどり、2007年5月18日には796.82ポイントと三分の一以下にまで下落した。さらに2008年2月13日には、算出来安値となる586.90ポイントまで下落した(当日の終値は590.35ポイント)。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 GNU Free Documentation License.

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