LLCとは

LLC(エルエルシー、Limited Liability Company、リミティッド・ライアビリティ・カンパニー)とは、アメリカ合衆国の各州法に基づいて設立される企業体で、コーポレーションと、パートナーシップの中間的な性質を持っている点が特徴である。日本商法では類似の形態で述べるように合同会社に相当する。

==類似の形態==

アメリカにおけるLLCと同様の機能を果たしている企業組織形態として、イギリスのLLP(Limited Liability Partnership、2000年に導入)、ドイツのGmbH、フランスのSAS(単純型株式資本会社)がある。

日本では、従来、アメリカのLLCに相当する制度は用意されていなかったが、「会社法」(平成17年(2005年)7月26日公布、2006年5月1日施行)の施行により、いわゆる日本版LLCとして「合同会社」が導入された。但し、米国のLLCのように構成員に対するパススルー課税は認められておらず、簡便な会社組織としての意義が強く、会社法施行以降は新規設立が認められなくなった旧有限会社(特例有限会社)に代わる存在としての期待がむしろ強い。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 GNU Free Documentation License.

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