正常営業循環基準とは

正常営業循環基準(せいじょうえいぎょうじゅんかんきじゅん、normal operating cycle rule)とは、貸借対照表において流動または固定のいずれに区分するかを判断するためのルールの一つ。

==概要==
この基準は、正常な営業取引の過程にある資産・負債は流動資産(流動負債)とみなすというルールで、資産・負債はまずこの基準で分類し、その次にもう一つのルールである一年基準で分類する。

具体的には、正常な営業取引で発生する棚卸資産(商品、製造業の場合は原材料、仕掛品、製品)や売掛金、受取手形、前払金、買掛金、支払手形、前受金は現金化される期間(または支払期限)が1年を超えものであっても、このルールによって流動資産または流動負債に分類される。

一方、借入金、貸付金、営業取引以外で発生する未収金、未払金などは一年基準が適用される。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 GNU Free Documentation License.

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