先入先出法とは

先入先出法(さきいれさきだしほう)とは、先に取得したものから順に払い出されると仮定して、在庫|棚卸資産の取得原価を払出原価と期末原価に配分する方法である。英語では、FIFO(First In, First Out)という。

==長所==
*先入先出法の長所として、?原価配分の仮定と物の流れが一致すること、?その結果、物価変動時(価格変動時)にも、期末棚卸資産の貸借対照表価額が時価に近似することが挙げられる。

==短所==
*先入先出法の短所として、?物価変動時(価格変動時)には、期末棚卸資産の名目資本を維持するだけで、期首棚卸資産の保有損益(保有利得)が損益計算(分配可能利益)に混入してしまうこと、?その結果、同一物価水準による費用収益の対応ができなくなることが挙げられる。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 GNU Free Documentation License.

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