オフショアとは

オフショア(offshore, offshoring)とは、金融用語では、外国の投資家や企業の資産管理を受け入れる金融機関や市場を指す。おおむね『タックス・ヘイヴン』(租税回避地)と同義語として使用される。

: 原義としては「沖合い」「沖に向かう(風など)」を意味し、転じて「国または本土の沿岸から遠く離れた地域」「海外」という意味にも用いられる。

イギリスのマン島などが良い例だが、こういう場所は本土の海岸から少し離れた所にあるため(マン島はグレートブリテン島とアイルランド島の中間くらいの位置にある)、しばしば法律の適用状態が本土より緩やかな地域になっており、そういう場所(の金融機関)に置いた資産や、そこを舞台にした投資活動には税金が掛からなかったり、掛かっても少額であったりするので、巨額の資産を持つ投資家や、財テクをしたい企業などが、こういう場所を利用している。なお地域全体がオフショアという訳ではないが、その地域にオフショアの性質を持つ銀行が存在する場合もある。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 GNU Free Documentation License.

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