ライフサイクルコストとは

ライフサイクルコスト(Life cycle cost)とは、製品や構造物などの費用を、調達・製造〜使用〜廃棄の段階をトータルして考えたもの。訳語として生涯費用とも、英語の頭文字からLCCともよばれる。

製品や構造物等を低価格で調達、製造することが出来たとしても、それを使用する期間中におけるメンテナンス(保守・管理)、保険料、長期的な利子|利払い、廃棄時の費用までも考慮しないと、総合的にみて高い費用となることから生まれた発想。イニシャルコストのみならず、ランニングコストを含めた総合的な費用の把握は、近年における経営意思決定の常識となっている。

==導入後にライフサイクルコストが変化する例==
建築物など長期間にわたり使用するものは、外的要因や有害物質の定義づけ、環境意識の変化により、導入当初には想定外の費用が掛かることもある。使用期間が長いほどライフサイクルコストの計算には誤差が生じる可能性は高くなる。

===外的要因の例===
*設計、指示書の記載ミスによるメンテナンス費用の増大
*使用頻度や使用環境の見込み違いによる減価償却期間のずれ
*オイルショックによる燃料価格の高騰
*最終処分場の減少等に伴う有害廃棄物処理コストの増加

===大量使用後に有害とされた物質の例===
*DDT(殺虫剤)
*ポリ塩化ビフェニル|PCB(電気器具の絶縁体)
*ダイオキシン(除草剤)
*カドミウム(配線被覆に用いられる赤色塗料)
*アスベスト(耐熱、防音材)

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 GNU Free Documentation License.

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