持続可能か?

収益モデルを検証する

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持続可能か?

(収益モデルを検証する)

   

 新商品開発、新事業開発、これに邁進される企業や経営者は多くおられます。

でも、これにより成功するケースは多いと云えないのが現実です。何故なのでしょうか?

   

当然、毎回新しいことにチャレンジするため、多くの障壁に遭遇することとなります。このような障壁を上手く突破できる確率は、その難易度により大きく影響を受けることとなりますが、難易度が高く、高度な魅力的な事業目標の場合は、当然開発に失敗するケースも少なくありません。

また、技術開発にうまく成功しても、容易に競合他社に真似をされ、利益の回収もできないまま、実りなき価格競争に陥ってしまうことも多くあります。

   

一方、難易度が低い目標の場合は、新商品開発、新事業開発の技術的なトラブルを解決できる可能性は高くなりますが、換わり映えのしない新商品であったり、他社が真似しやすい事業であったりするため、顧客からは魅力の乏しい新商品であったり、既存の競合事業との差異がない事業となり、高い収益性が継続できる良い新商品、新事業とはならないことなります。

   

*****販売開始後の問題*****

   

技術的に難度の高い開発は、失敗する可能性や、研究開発に長期間を要し、研究開発費が増大する可能性が高くなります。この様な新商品開発を目指す場合は、特にその投資資金回収のための手段に見通しを立てることが重要です。開発に入る前か、開発途中のステートゲージでの判断が必要です。

    

 中小製造業で行われる新商品・新技術開発の場合、開発の視点が技術的な問題に集中し、それらの技術的な開発が成功し、販売後に発生するであろう問題点を開発前に充分に評価することが少ないことが現状です。 事業として成功できるのか、失敗するのか、これらに関するほとんどの問題が、販売開始後に発生することとなります。主要な問題点である価格、機能、基本品質、デザイン、わくわく感等感覚刺激性が、顧客が欲する価値観に合っているか、競合他社との競争優位性により収益の継続的な確保は可能なのか、これらの問題は、ある意味、販売開始後でないと判らない要素ですが、事業化後の失敗判明は高くつきます。“やってみなければ判らない、まずは実行”論理の危険なところです。 

   

*****事業の成功とは*****

    

事業の成功とは 感覚的には理解しているが、意外と判断基準は曖昧な状態です。 曖昧な判断基準であるが故に、それに拠った判断結果もなにやら怪しいものになります。 事業としての成功・失敗の判断基準を明確にすれば、開発計画の初期段階から、事業の成否を決定する要因は何なのかを真剣に考え、検討する習慣ができてきます。

    

一般的には、その商品開発や事業開発が成功であったか、失敗であったかを評価する基準として、投資額と収益額を評価することとなります。研究開発の投資額は比較的正確に計画し、管理することもできますが、ややもすると収益額はかなり期待値に近いものを予測値とすることもあります。当然、実際の事業としての収益は大きく異なってしまい、期待する収益に達することなく事業を終了することとなります。

   

*****何を見るのか*****

   

最低限、その新商品・新技術、新事業の収益モデルは何なのか? これが明確にできない案件は、開発計画を進めないくらいの覚悟が必要です。

    

昨今、各業界が大きく業績を悪化させる中、業績を伸ばしている企業があります。螢罐縫ロです。東レと共同開発した新素材ヒートテックが売り上げを伸ばしています。従来、一般的な肌着の小売店事業モデルでは繊維メーカーが開発した素材を選び、デザイン性も高くないので、販売量を増やし、生産や販売のコストを抑え、価格競争により優位を築く、シェアートップ利益モデルを目指すものでしたが、今回は、新素材の共同開発による販売独占権を利用した知的資産による独占権利益モデルが特徴です。 この事例に見られるように、その魅力的な新素材開発が成功した後の、収益モデルの有効性が確認できた場合にのみ開発をスタートする。収益モデルの事前検証が開発を事業的成功に導く原動力となります。 

   

*****2009年の夢*****

     

年に1回ぐらいは、夢を語りたい、そんな想いから。

近年の経済混乱、食料品を含む物資の漠然とした欠乏予測が底流にあるように感じます。1972年ローマ・クラブが取りまとめた「成長の限界」に指摘されるように、地球での食料の生産能力が限界に近づき、一方で人口は増え、しかも一人当たり消費量も増える現実。いよいよ危機が迫ってきたことへの危惧です。

    

マグロも漁獲量制限で、日本が確保できる量は少なくなるようです。

どうでしょう、大きな夢でも創ってみませんか?

    

ごみ砂漠に琵琶湖ほどの海を作る。パイプラインで現状の海岸線より海水を取り込む。蒸発する水蒸気は風に乗り、適度な距離にある山々で上昇気流となり雲を作り、雨を降らせる。 農業地もできますよ、海では全体がいけす、マグロの養殖も可能でしょう。湖岸には食塩製造工場があり、塩分濃度の調整、CAS冷凍技術による冷凍マグロの輸送、奥地から海岸線までパイプラインによるカプセル型空気輸送などは如何でしょうか?

    

日本への砂塵の飛来も少なくなり、地球温暖化解消も、日本の食糧事情も改善、現地での雇用も生まれる。 巨大な戦費の一部で実現可能ではと、夢ですか?

ビジネスコラム提供者情報

  • コンサルタント:経営
  • (有)関西中小企業研究所
  • 大阪府泉南郡岬町淡輪1694-85

(有)関西中小企業研究所は大阪に拠点を置き活動する中小企業診断士の事務所です。 企業の未来創りを応援しています。 今後の発展が期待できる分野に足掛かりを創り、新事業展開を図りたい。 新製品・新技術開発の推進により、更には、新事 …

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