ホームページの役割（ビズキューブ）

ホームページの役割

ホームページは会社案内パンフレットとは違います。

ビズキューブの清水です。

ホームページ（本当はWEBサイトと言います。ホームページというのは
本来入口の1ページ、つまりTOPページのことです。この機会にぜひ
WEBサイトと言うようにしましょう）はもはや「会社の名刺」がわりですね。

皆さんの会社にはホームページはありますか？

ある方、
「他社がどのようなホームページを作成しているか、いろいろと見て回っていますか？」

ない方、
「ないことでデメリットはない！と思っていませんか？」

まず既にホームページがあるという方へ。
「そもそも何の目的で制作したのですか？」
「また、今どのような状態ですか？」

多くの企業での答えが、
「周りがどんどん作っているから」
「作ったはいいけどそのまま」
という答えです。
どちらも全くと言っていいほど、メリットがありません。
考えてみていただければわかります。

チラシを意味なく作成しますか？

一度作ったチラシは何度も再利用していますか？

結局のところ、ホームページと言えど、経営としての戦略がしっかりしていないと制作しても何の意味もなさないということです。

特に中小企業のホームページは見るからに「とりあえず作りました」というのが
多く見受けられます。

チラシやパンフレットを作成するときには、他社がどんなものを作っているのかなどを気にするのに、ホームページになると、意識は「いかに安く作るか」。

これではどんな良い業者でも、良いホームページは作れません。

そして、ホームページがまだない方へ。

ホームページがないことでデメリットはない？
本当にそうですか？

貴社としてはデメリットがないのかもしれません。
ですが外部からみたら？
まず大きなデメリット。

企業を審査・調査する会社が世の中にはありますが、そのような会社は昨今ではまずホームページがあるかどうかをチェックします。

ない場合、「本当に会社が存在するのか」を疑われることになります。

現に、私の知り合いの会社も数年前の立ち上げたばかりのころ、ある調査会社から電話で確認があったそうです。

「ホームページがありませんが、会社は本当にありますか？」と。
そして慌ててホームページを制作しました。
これだけで「会社の信用」という大きなメリットをなくすこともあります。

今の世の中、「ホームページ＝売上アップ」だけが注目されています。

もちろん、せっかく会社の広告をネット上に打ち出すわけですから、
売上アップも目指さないともったいないと思います。

が、ネットでは販売できないものを売っている会社はホームページが
いらないということではありません。

「ホームページはデザインが大事。」
そう言われている時期もありました。

今でも業種によってはデザインが非常に重要な企業はあります。
が、すべての企業においてデザインが重要ということでもないんです。

ホームページの役割はネット社会になる以前のパンフレットと同じかそれ
以上の役割があると考えてください。

コストをできるだけ抑えるということは重要ですが、会社の顔となる部分を作り上げるわけですから、しっかりと考え、業者と相談して納得した上で、それに値する対価を支払って良いものを制作する。

役割から考えると、ホームページが企業にとってどれだけ重要か、おわかりいただけたと思います。

特に中小企業の経営者の方には、ぜひ一度真剣にご検討いただくことを期待します。

企業の経営は「ヒト」「モノ」「カネ」がキーワードだった時代は終わり、
「ヒト」「モノ」「カネ」そして「情報」となりました。

最初の３つのキーワードではなかなか大手企業には勝てるものではありません。が、「情報」だけは会社の規模はまったく関係ありません。

ここが中小企業が大手企業と競い合える大きな武器になるはずです。

貴社の「情報」。

ぜひ一度考えてみてはいかがでしょうか。
そして、その情報を効果的に発信する方法としてホームページがどれだけ戦力になるかもあらためて考えてみてください。