【予算達成のコツ】計画を上回る数字を残すには？（株式会社　武内コンサルティング）

【予算達成のコツ】計画を上回る数字を残すには？

絶対にスタートダッシュが必要。

第一四半期で予算をクリアしていること。これが条件です。しかし、簡単に予算をクリアすることはできません。上手く行っている会社はどこが違うのでしょうか？

スタートダッシュをするためにはコツがあります。それは、半年以上前から計画していることです。

今スタートダッシュをしようと思っても無理があります。成果が出るのは、企業では約半年後です。即成果を上げるための施策も大事ですが、もう少し先を見て施策を打つことも大事だと思います。

予算どおりに行かない、計画通りに進まないというのは、期初が始まる少し前に計画を立てて期中に結果を出そうとするからです。

計画から実行に移すまでの期間が短すぎます。次年度の計画については、半年ぐらい前から徐々に作り上げて行くことが大切です。

現場の方は、今期の売上や予算で頭が一杯だと思いますが、幹部の方々は今の数字を整えるだけでなく、来期の予算作成を行う必要があります。

皆さん頭ではわかっていても、ついつい目先の数字を追いかけてしまい、直前にならないと次年度の予算編成ができないということが多いようです。

この悪しき風習をどこかで断ち切らないといけません。半年前から、次年度の予算編成会議などの下準備を進められてはと思います。このサイクルが毎年上手く機能すれば、計画数字のブレは少なくなります。

伸びている企業ほど、準備が早いです。何年先まで見えているか、計画できているかで企業の安定度が計れます。

計画を上回る数字を達成しようと思えば、早く計画を作ることです。いくら早くなっても良いです。そのような意識と体質を作ることが、会社を強くします。

大きな視野を持って計画数字を作ることができるかどうか？

それが企業の生命線です。

早めの計画づくり、それが達成の度合いを決めるような気がします。

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