開業相談だけでなく、今は撤退についての相談も増えています。ところが店を作るより閉める方が難しいです。特に、開業する決断はすぐにできても閉店する決断はできないものです。
自分で納得の行く形や資料がないとできないもののようです。
例えば、以下のような撤退理由があります。
1.まず負債や借金の有無(保証の問題)
2.自分の体の問題
3.気持ちの問題(やる気)
4.店の状態の問題(営業状態ではなく、店の老朽化・再投資という意味)
5.後継者の問題
6.競合状況の問題
7.マーケットの問題(特に業界動向)
借金や保証の問題がないのであれば、オーナーのやる気と体調で判断は可能かと思われます。
ところが引き際と言うのは、廃業という意味だけでなく、店舗移転という意味合いも含んでいます。人口の減少が激しかったり、人・車の流れが変わったり、
競合状況が激しくなってきたりして考え直さないといけない場合です。
その場合は、いったん仕切り直しを図り、再スタートされることが良いと思います。
最終的には自分で決断することなのですが、悩み始めたら一人で悩まずに他人の意見を素直に聞いてみることです。
心の整理が付くまで、人の話を聞いてみる。
昔のように条件がかなり悪くなっていても続けることが美徳であるかのような時代は終わったと思います。
周りに気兼ねせず、自分が納得のいく形をお考えになられてはいかがでしょうか?
悩みや課題は一つではなく、いくつもが絡み合っていることが多いです。一つ一つ問題点を洗い出し、伸びしろがあるのかどうか、それが見えてこないなら決断が必要だと思います。
一つ言えることは、良き相談相手を必ず見つけて下さい。自分と家族だけで判断せず、第三者の意見も聞いてみられて下さい。
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大学を卒業後、経営コンサルタントで知られる船井総合研究所で 17年間お世話になり、平成19年10月1日より独立・開業いたしました。 事業内容・行動内容は、中小企業様・個人店様対象の現場密着型の コテコテ経営コンサルタントです。 独立 …
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