なぜお米屋さんは苦戦しているのか?
食糧管理法が改正された時には、一時凄くお米が売れました。店頭販売でもかなり売れた店がありました。
それに、大型の店頭小売米専門店や米専門のディスカウンターまで出て来ました。それくらい売れていたということだと思います。ところが徐々に米の小売は食品スーパーなどに取られて行きました。米穀店も仲卸を強化し、食品スーパーや大型店に入れたところは良いですが、こちらも大手卸が強くなっています。
米の消費量は年々落ちています。さらに店頭で売上や配達も少なくなって来ています。何か対策を打たないとますます業績は下がって行くかもしれません。
一つの方法は、あまり欲張らず、小さな飲食店様の営業サポート行うことです。単に米を納品するだけでなく、飲食店様の希望・要望に極力応えてあげることです。
そのようなことをすることで、直接自店の売上につながる訳ではないですが、そのような活動が口コミなり評判になります。
また、営業サポートを行うことで、飲食店様の売上が上がれば、それに連れて自店の米の納品量も増えて行きます。
さてそうすると、具体的な営業サポートの内容ですが、以下のようなものが必要だと思います。
1.販促物の作成・提供(店内POP・メニュー表などの作成支援)
2.企画販促の立案・代行
3.お米が美味しく感じる店づくりの提案
4.おいしいお米の炊き方の支援・指導(プロが炊いた米の提供)
5.米に関するメニューの提案(他店の事例など)
大手がやらないようなことを積極的に行い、良好な関係を築き上げることが大切だと思います。
もう、10kgのお米を納品するだけでは厳しいと思います。そこに何かプラスアルファがないと継続してくれないかもしれません。
ブレンド技術や産直商品を持っていてもまだまだ。コンサルティング営業ができないとこれからは生き残って行けないのではと思います。
小さな飲食店への営業サポート。そこにヒントがあるような気がします。米穀店から飲食店様に向けてお米で売上を上げるコンサルタントに脱皮されてはと思います。
小は小として生き残って行く方法が必ずあると思います。
ビジネスコラム提供者情報

- コンサルタント:経営
- 株式会社 武内コンサルティング
- 大阪府東大阪市長栄寺11-5-804
大学を卒業後、経営コンサルタントで知られる船井総合研究所で 17年間お世話になり、平成19年10月1日より独立・開業いたしました。 事業内容・行動内容は、中小企業様・個人店様対象の現場密着型の コテコテ経営コンサルタントです。 独立 …
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