■まだ、ホームページやってるんですか!?

〜営業マン育成虎の穴シリーズ〜

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そういえば、かつてホームページやメルマガなど、
ネット媒体を活用すれば売れるなんて時代がありました。
懐かしいですね。
今から15年程前のネット黎明期は、
ホームページを開設すれば地方の中小零細企業でも、
そこそこ問い合わせがあり、仕事に繋がりました。

 
この頃、下請けの仕事を中心にしている中小零細製造業の中から、
ホームページを活用して全国から仕事を受注している成功事例が続出しました。
「これからはネットの時代だ!」と、
多くの人が思ったはずです。
私もそう思いました。


私は会社員時代、勤め先のホームページを
勝手に作ってネット上にアップしていました。
確か、1998年頃だったような気がします。
まだ、ホームページという言葉が一般的でない頃です。


それから7〜8年も経つと、
ホームページを持つのが当たり前になりました。
ネットショップで、一攫千金を狙った中小零細企業が現れたり、
ネットを営業の中核にした起業も盛んになりました。


そして今、ホームページはどうなったのでしょうか?
数年間、目立った更新もせず、
ほったらかしという企業も多いと思います。
多くの経営者の本音は、
ホームページは特に効果があるわけではないが、
ホームページを持たないというのもマズイ
と思っている経営者がほとんどだと思います。
 
  
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その証拠に、ホームページの効果を問われて、
胸を張って「効果がある!」と言える企業は1割にも満たないでしょう。
これが現実です。


私の知り合いの会社の中で、
ホームページを最大限活用しているY社は、
売上の3分の1がホームページ経由だそうです。
私の身の回りで、これが最高に成功している事例です。


そもそも中小零細企業は、
ホームページの専任者はおらず、
ネットに詳しい社員が片手間で管理しています。
片手間でやっている仕事が、上手くいくわけがありません・・・。

 
さて、現在のホームページのポジションですが、
一昔前とは大きく異なり、
単なる営業ツールのひとつにしか過ぎません。
過度に効果を期待するような営業ツ
ールでは、
なくなったということです。


悲しいかな、これが現実です。


なかには、
「ホームページの作り方や運用方法が悪い」
と反論する人もいるでしょうが、
そんなことを言い始めたらキリがありませんので、
あくまでも大多数の潮流ということです。


ホームページの活用方法としては、
たとえば、名刺交換をした後、
相手が気になったからホームページを見る。
営業をする前に、事前情報としてホームページで情報を確認する。
リクルートで、学生が企業情報を収集するなど、
業績に直結する効果はありませんが、
情報発信という点では大いに役に立っています。


ですから、顕著な効果がないといえども、
しっかりと作り込まなければいけません。


時代は変わりました。


ホームページにワクワク感を持ち、
圧倒的な効果を求める時代ではないのです。


ホームページを持つことが、あまりに当たり前になって、
ネット上は過密な競争過多状態です。
このような状況の中、中小零細企業が
ホームページから仕事を受注するには、
金銭面も、時間面も、労力面も、かかり過ぎます。
 
 
SEOやリスティング広告、ホームページ更新にかかる金銭的コスト。
競争過多で即効性がないという時間的コスト。
そして、お金をかけず社内で運用しようと思えば、
労力的コストもかかります。


このように、ホームページも過渡期を迎え、
その価値や役割を考え直さなければいけない時代になりました。
私は、こてこてのアナログ営業が
見直される時代が再びやってくると思っています。

ビジネスコラム提供者情報

  • コンサルタント:営業
  • 株式会社リンケージM.Iコンサルティング
  • 新潟県新潟市東区大形本町3-1-38-608

【代表取締役・長谷川博之(はせがわ・ひろゆき)プロフィール】 新潟県三条市生まれ、新潟市在住。 高校卒業後、ジャズミュージシャンを目指し上京。その後、広告代理店、量販店などの勤務して、2001年に独立。 新潟県新潟市を中心に …

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