今回は、私がいつも違和感を感じている事について書かせて頂きます。
税金対策は経営戦略の一部なので、経営者が決めるべきだと思います。
そのため、経営者の考えを否定する税理士を見ると、とても違和感を感じます。
もちろん脱税は否定すべきですが、世の中には合法な節税がたくさんあります。
それすら認めない税理士は、勘違いしているのか、保身に走っているのか、とにかく理解できません。
では、税理士の役割は何でしょうか。
経営者が税金対策を考えようにも材料がないので、それを提供する事だと思います。
Aという節税には、こういうメリットとデメリットがある。
Bという節税には、こういうメリットとデメリットがある。
・・・
税理士ができる限りの選択肢を示し、経営者が選択する。
経営者は自分の意思決定に責任を持ち、税理士はそれを全面的にサポートする。
そういう関係が理想的です。
経営者が(合法な)節税をしたいのに、税理士が反対するようであれば、税理士を変えるべきだと思います。
さらに言うと、積極的に選択肢を示してくれない税理士も、変えた方がいいでしょう。
税金対策をしたくてもできない状況というのは、言い換えると、経営者としての重要な意思決定ができない状況だということを、ご理解いただければと思います。
ビジネスコラム提供者情報

- 士業:公認会計士
- 鈴木聡平 公認会計士事務所
- 東京都武蔵野市関前3-6-8-207
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