■お金をかけない小さな販売促進をやろう!

〜営業マン育成虎の穴シリーズ〜

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商売というのは、何かとお金がかかるものです。
まずは、「固定費」と呼ばれるものがあります。
固定費とは、読んで字の如く、売れても売れなくても、毎月発生する費用のことをいいます。


たとえば、「家賃」「人件費」などが代表的なものです。
売上にまったく関係なく、ある一定額を払わなければいけません。
季節によって売上に大きな変動のある商売は、売上の少ない閑散期になると「固定費」が目につくようになります。


一方、「変動費」と呼ばれるものもあります。
こちらは固定費とは違い、売上に応じて変動する費用のことを言います。
代表的なものに「材料費」などがあげられます。大量に作れば材料費も高くなります。
変動費は売上に比例して高くなります。


なるべくお金をかけずに、商売をするのがベストだと思いますが、まったくかけないわけにもいきません。
バランスというか、適正というものがあります。


たとえば、
「宣伝」「販売促進」「営業ツール」など、営業を支援するための経費があります。
業種によっても違いますが、私が量販店に勤めていた1990年代、小売業界では売上の1〜2%と言われていました。


先日、ある高額商品を販売するチェーン店の方にお聞きしたら売上の5%でした。
また、15%も費やしている企業もあります。
参考までに弊社では、10%程度です。
 
 
先日、新潟県長岡市で会社経営をしているMさんのメールマガジンに、こんなことが書いてありました。

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お金をかけない小さな親切を沢山おこなっていこう。
世の中には色々な人がいるが、
必ずしも恵まれていない人もいるのである。
お互いに助け合って、補い合って、生きていくのが人生であろう。
熱が出た人がいたら病院に連れて行こう。
風邪をひいていたら薬をあげよう。困っていたら、
前向きに助けの手を差し伸べよう。
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まったくその通りだと思いました。
特に、私の心に響いたのは、冒頭の「お金をかけない小さな親切を沢山おこなっていこう」というところでです。
今は、あらゆるものがお金で買える時代です。
ですから、「お金をかけない」という考えが希薄になっているかもしれません。


先の商売に当てはめてみると、宣伝も、販売促進も、営業ツールも必要です。
何をするにも、お金が必要だと思っている方も多いと思いますが、
発想を転換して工夫をすれば、お金をかけなくても効果のある活動ができます。


たとえば、チラシなどの営業ツールは、デザイナーに依頼して作るものだと思っている人も多いことでしょう。
きっとカッコいいチラシができるでしょうが、費用対効果の面では採算ラインに乗らないかもしれません。
あなたが手書きでチラシを作れば、費用は0円です。
カッコよくないかもしれませんが、これならば反応を見ながら、何回修正しても費用はかかりません。


さらに、お金のかからない方法もあります。


それは、あなたの「笑顔」や「振る舞い」です。
マクドナルドが「スマイル0円」を復活させたそうですが、これだってお金のかからない販売促進となります。
これは業種・業態関係なく、「笑顔」や「振る舞い」は商売の基本として重要です。


しかし、人を惹きつける笑顔をできる人は、あなたの周りにいるでしょうか?
マザーハウスの代表取締役バッグデザイナーの「山口絵理子」さんは、素晴らしい笑顔でした。
その場にいた、ほとんどの方がそう言っていました。
 
 
好感の持てる「笑顔」「挨拶」「振る舞い」だけでも、十分に販売促進になるということです。
というより、最強の販売促進かもしれません。

 
 

ビジネスコラム提供者情報

  • コンサルタント:営業
  • 株式会社リンケージM.Iコンサルティング
  • 新潟県新潟市東区大形本町3-1-38-608

【代表取締役・長谷川博之(はせがわ・ひろゆき)プロフィール】 新潟県三条市生まれ、新潟市在住。 高校卒業後、ジャズミュージシャンを目指し上京。その後、広告代理店、量販店などの勤務して、2001年に独立。 新潟県新潟市を中心に …

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