■成功の近道は?ストレス軽減の方法とは?

〜営業マン育成虎の穴シリーズ〜

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福島正伸さんをご存じでしょうか?
現在、アントレプレナーセンターの代表取締役で、
自立型人材の育成、組織活性化や新規事業立ち上げ、
地域活性化支援の専門家として、約5000回、
延べ20万人以上に研修や講演を行っています。


企業経営者など、多くの人から「メンター」と慕われています。
また、6人の経営者を応援するために、
毎朝ハガキを出すことを10年以上続けているというから驚きです。
毎日、講演や研修で全国を飛び回っているのに、
こういった地道な活動を行っていることが素晴らしいと思います。


さて、福島さんは、
「成功の近道は、他人の成功を応援することだ」と、
おっしゃっています。
何ともパラドクス的な言い回しなのですが、
他人の成功を応援したり、支援していると、
それが回り回って自分に跳ね返ってきて、
結果、多くの人が自分のことを応援してくれて
成功するということなのだろうと解釈しています。


鏡の法則ではありませんが、
自分が他人にしたことが、
そのまま自分に跳ね返ってくるのです。


若い頃は「そんなバカな・・・」と思い、
まったく実感することはありませんでしたが、
年とともに実感することが多くなってきました。
とは言うものの、福島さんがおっしゃるように、
他人の成功を応援するにまで至っておらず、
意識していなければ、ついつい自分のことを
中心に考えてしまいがちです。

 
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アメリカのエール大学医学部精神科の
「エミリー・アンセル博士」の研究チームによると、
知人や友達を援助すると日常のストレスを
減らすことができるとのことです。
この方法は今、話題を呼んでいます。


研究チームは、
18歳から44歳までの77人の成人を対象に14日間、
日常の感情や経験に関して調査しました。
同時に、「宿題を手伝う」「困っている人に声をかける」
「ドアを開けてやる」などの援助行為を行ったかも調査しました。

 
その結果、ストレスの多い日に援助行為をすると幸福感が高まり、
ストレスは精神的な健康状態や積極性に
影響を与えないことがわかったそうです。
一方、援助行為がない日は、
マイナスの感情が増えて消極的になりストレスを
多く感じていることがわかったそうです。


つまり、知人や友達を援助するという行為で幸福感が高まり、
ストレスを軽減できるということです。
援助行為とストレスには大きな関係があったのです。
もしかしたら、援助行為を続けることで長生きするかもしれません。


さて、冒頭の福島さんの
「成功の近道は、他人の成功を応援することだ」
という言葉を思い出してください。
他人の成功を応援することも、
一種の援助行為と言えますから、
幸福感が高まることは確かだと思います。
援助や応援は、精神衛生上良いことです。


ところが、多くの人は、
「自分のことも満足にできないのに、他人の応援などできるわけがない・・・」
と思ってしまいます。
これがいけないのですね。
援助や応援という言葉を聞くと、
大きなことをしなければいけないと思ってしまいます。
小さなことでいいので、
気軽に援助や応援をすればいいのです。
 
 
「がんばって!」という声掛けでもいいでしょう。
「こうした方が上手くいくよ」というアドバイスでもいいでしょう。
「大丈夫」という心遣いでもいいでしょう。
荷物を持ってやることでもいいでしょう。


とにかく、困っている人に対して、
自分のできる範囲で何らかの援助や応援をすればOKです。
そして、それを継続すればいいのです。
 

ビジネスコラム提供者情報

  • コンサルタント:営業
  • 株式会社リンケージM.Iコンサルティング
  • 新潟県新潟市東区大形本町3-1-38-608

【代表取締役・長谷川博之(はせがわ・ひろゆき)プロフィール】 新潟県三条市生まれ、新潟市在住。 高校卒業後、ジャズミュージシャンを目指し上京。その後、広告代理店、量販店などの勤務して、2001年に独立。 新潟県新潟市を中心に …

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