【中小企業の組織戦略】会社を成長させるためには組織を大きくしないといけないというのは本当か？（株式会社　武内コンサルティング）

【中小企業の組織戦略】会社を成長させるためには組織を大きくしないといけないというのは本当か？

【中小企業の組織戦略】会社を成長させるためには組織を大きく …

まだまだ組織を大きくすると会社は成長するという神話が残っているような気がします。気が付いてみると役員や部長の数が増えている。組織は大きくなったが、業績が追い付いていない。組織の肥大に伴い生産性や効率が悪くなっている。そういう会社をよく見て来ました。経営が安定している時には、組織を徐々に大きくして成長戦略を取るというのが当たるかもしれません。逆に、経営は安定していないが成長だけを考え、組織を意図的に大きくした場合は、危険が伴います。会社を大きくしたいというのはわかりますが、成果・結果が出てからでも遅くないような気がします。理想はやはり、組織と業績が一致していることです。焦って組織だけが独り歩きしないように注意した方が良いと思います。組織の肥大は、固定費の増大につながりやすいです。業績が止まったり、悪くなると経営を圧迫します。中小企業では、如何に組織を小さくして利益を上げるかという視点も大事だと思います。次の大きな事業な柱が見つかるまでは、あまり組織を改編しない。とにかく利益追求で頑張るというやり方もあると思います。また大手企業のように人材が豊富ではないです。兼務で乗り切っていることが多いと思います。でも、それが中小企業の強みです。ピラミッドが大きい組織図を見ると、こちらが不安になります。業績に応じて大きくしたり、小さくすることが大切です。特に景気が悪く、業界動向が悪く、業績が芳しくない時は、一度縮小することも考えられてはと思います。組織を小さくすると負けのように取られる方もおられますが、実態に合わせて作るのが良いと思います。拡大成長戦略だけなく、身の丈に合った経営戦略も大事ではないでしょうか？

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