【売上不振の根本原因】商品づくりが遅れている（株式会社　武内コンサルティング）

【売上不振の根本原因】商品づくりが遅れている

業績不振は、景気が悪いからでしょうか？業界動向が悪いからでしょうか？人口が減っている、高齢化が進んでいるからでしょうか？外部要因以上に内部要因が問題のような気がします。業績不振の根本原因は、新しい商品が出せていないことにあります。このことは、どんな業種・業界でも言えることです。新しい商品を出し続けないと、業績は伸びません。特に気になるのは、勉強熱心だが前に進めていない方です。いろんなところへ行って勉強をされています。セミナーや勉強会は積極的に参加されますが、そこで止まっています。何をするのか、そこまでは決断できずにズルズルと元に戻っている感じです。情報を集めるだけで大丈夫でしょうか？いつまで情報収集されるのでしょうか？情報を集めるのは良いですが、そこからが大事だと思います。計画性を持って動かないと、変わらないと思います。いろんな情報を集めるよりもまず先にやりたいこと、やってみたいことを見つけることです。その目的に合った情報を集めることによって、良いものが出来上がって行くと思います。商品開発が遅れているところは、往々にしてこの情報収集で止まっています。会社や社長からも何を作れば良いのか指示がないため待ちの状態です。しかし、伸びている会社は、指示がなくても自然と新商品が出て来ます。アイデアレベルで終わらせずに、企画書を挙げたり、テストマーケティングを行ったりして、販売に持って行くことです。業績が良くても新商品の投入が決まっていないと危険です。未来の業績を決めるのはこの新商品です。コストカットを行っても必ず限界が来ます。業績を向上させるには、この新商品について真剣に考える必要があります。新商品の開発、投入の計画を作ることが企業活性化における一番大事なことだと思います。

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