■責任感が芽生えない本当の理由とは?

〜経営戦略虎の巻〜

よく経営者は「責任感」という言葉を口にします。
ごくありふれた言葉なのですが、
念のために意味を調べてみました。


責任とは、
「立場上当然負わなければならない任務や義務。
自分のした事の結果について責めを負うこと。
特に、失敗や損失による責めを負うこと。」とあります。
つまり、責任感とは、これらの責任を果たそうという気持ちのことをいいます。


経営者がよく口にする「責任感」とは、
社員に向けて発せられる場合が多いようです。
「何でうちの社員は、責任感がないんだろう?」
「もっと責任感を持って仕事をしてほしい!」などです。


会社の組織は、役職が上になればなるほど、
その責任も大きくなるのが一般的ですが、
そもそも役職に応じた任務が明確ではないことが多く、
会社が期待する責任と本人が考えている責任が
イコールで結びつくことは稀です・・・。
 

では、どうしたら、責任感を身につけることができるのでしょうか?
私の経験を語らせていただきます。


子供の頃は親の庇護下にありますから、
当然責任感など考えたことはありませんでした。
ですから、中学や高校の時は、
自分の好きなことをやっていました。


「こんなことしたら、親に迷惑がかかるかな?」
と思うこともありましたが、そんなことはお構いなしに
生きてきたというのが本当のところです。
成人を過ぎてからは、自分でやったことは
自分で責任を取ればいいと短絡的に考え、
もっともっと好きなことをしていました。
 
 
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ところが、自分の器以上のことをやってしまい、
親に尻拭いをしてもらったこともあります。
これが責任感がないと言うのでしょう。
結局のところ、結婚して家庭を持つまでは、
これといって守るべきものがないので、
責任感を感じることがありませんでした。


また、会社員の時もどんなに失敗をしても、
最終的に責任を取るのは上司です。
ですから部下ができるまでは、責任感は希薄だったといえます。


ですが、独立して経営者になると、
強烈に責任感が芽生えてきました。
何が起こっても、責任を取るのは最終的には経営者です。


「新規開拓をするのも」
「商品開発をするのも」
「資金調達をするのも」
「人材の採用するのも」
「人材の育成をするのも」
「給料の保証をするのも」、
すべてすべて経営者の責任です。
 
 
 
このように、一番簡単に責任感を身につけるには、
それなりのポジションに身を置くのが手っ取り早いでしょう。
そうすれば自然と身につきます。
たとえば、PTA会長に立候補するとか、
経営者団体の役員に立候補するとか・・・。

 
また、いつまでも上司が責任を取る、親が責任を取るでは、
絶対に責任感は芽生えません。
ですから、どんなに小さなことでもいいので、
信じて任せることしかないのです。
自分で考えて自分で成否を受け入れるのです。
これなら部下も納得します。
なぜならば、自分で考えたことだからです。


ところが、上司が考え計画したことを、
部下に「あとは頼む!」といって任せるからおかしなことになるのです。
部下だって、上司が考えたことに対して責任を取れないのです。
任せるなら、思い切って全部を任せるのです。
もちろん、ちょっと頑張ればできる範疇です。


そして、失敗してもおとがめなし、
「よくやった!」と再チャレンジを促してください。
「任せた!」と言ったにも関わらず、途中で口を挟んではいけません。
失敗がわかっていても我慢我慢です。
私も、ついつい口を出してしまいます。
我慢が足りません。


このように考えると、部下に責任感が身につかないのは、
上司がそうさせている可能性が高いのです。
上司の仕事は、部下に教えることではなく、
部下を自立させることです。



そこを履き違えてはいけません。

ビジネスコラム提供者情報

  • コンサルタント:営業
  • 株式会社リンケージM.Iコンサルティング
  • 新潟県新潟市東区大形本町3-1-38-608

【代表取締役・長谷川博之(はせがわ・ひろゆき)プロフィール】 新潟県三条市生まれ、新潟市在住。 高校卒業後、ジャズミュージシャンを目指し上京。その後、広告代理店、量販店などの勤務して、2001年に独立。 新潟県新潟市を中心に …

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