【できる営業マン】物をあげる癖づけ（株式会社　武内コンサルティング）

【できる営業マン】物をあげる癖づけ

いただいた給与のすべてを生活費や自分のために使っていては成長しないと言われます。

まずいただいた給与の10％は、自分の成長のために自己投資すべきだそうです。

この10％の使い方が成否を大きく分けるとも言われます。

本や雑誌の購入、競合店の調査、あるいは美術館などで目を養うなど、自分が今後成長するためにお金を使うということです。

このことは何らかの形で皆さんなさっているでしょう。

大事なのはこの次の話です。営業マンの方からよく、効果的な営業方法やクロージングしやすい方法などはないですかと質問があります。営業マンの方はよく勉強されています。あれこれと手段を考えながら営業へ行かれています。情報も入手されています。その上何かないですかという質問です。

業種・業界によって営業手法が異なると思いますが、一つお伝えしているのは、営業先に何か手土産などを持って行っていますか、とお聞きしています。

できる営業マンほど、身銭を切っています。クロージングそのもののために使われている方もおられるかもしれませんが、お世話になっているお客様に対して手土産や粗品などあげられています。

御中元・御歳暮以外に、ちょっと目に付いた商品などがあった場合、お客様やクライアントにお届けする。

財布に入っているお金を自分のことだけに使うのではなく、お客様やクライアントのために使うことが大切だそうです。

分相応で良いので、物を人にあげる癖付けを若い時から付けなさいと良く教えられました。

見返りを期待するのではなく、この方には今後お世話になりそうだと思う方には積極的に物をあげる。

営業の中でもそのような方との出会いが必ずあるはずです。1回切りのお付き合いなのか、一生のお付き合いなのか、それを判断することも大事です。

一生お付き合いして欲しいお客様やクライアントとはどのような関係を築いていくかです。それが徐々に深い営業につながっていくでしょう。

営業車の中に、粗品など積んでありますか？

お客様への粗品用のお金、財布に入っていますか？

成約に結び付けるだけが営業ではないです。永く付き合っていただくことも営業の大事な仕事です。

もらってうれしいもの。電話やメールがすぐに入ってくるようなもの差し上げてみられては？

今の成果を求めるだけでなく、人間として大きくなるための成長も必要なはず。

懐具合に応じて実践してみられてはと思います。

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