空いていて使っていないスペースはないですか？ あるいは思うように売上が上がっていない部門や事業はないですか？ 自社で手を入れて再活性化するということも考えられますが、貸すという発想があっても良いような気がします。 ホテル・旅館の場合は、事業が多岐に渡っています。宿泊、宴会、レストラン、ブライダル等々、様々な事業をされています。 そのため、活性化のお手伝いをさせていただく際には、まず部門別の損益を出します。そこで大きな赤字を出している部門をどうするかという議論になります。 今までは順調であっても時流の変化などで立て直すのが厳しい場合があります。今後続けて行っても黒字化が難しい場合、どうするかです。地域の方のために残しておきたいという思いもあるかもしれませんが、赤字のまま続けるというのも問題有りです。 そういう場合は、他社に貸したり、委託するという発想があっても良いのではと思います。 人に貸すと事業が縮んでしまうと感じるかもしれませんが、大事なのは黒字化すること。利益を出すことです。すべてを自社で経営しないといけないということはないです。 また、空きスペースがあると、他社に貸されて賃料収入を得られれば良いのになぁと思うことがあります。 他社に貸すと経費がかからず、逆に賃料が入って来ます。それに時代に合った店を誘致することで集客アップが期待できます。 自社で事業をするのではなく、貸して賃料収入を得る。そういうことも真剣に考える時代になったような気がします。 どうしたら利益が出るか、そういう視点で経営判断することも大事かもしれません。
ビジネスコラム提供者情報
- コンサルタント:経営
- 株式会社 武内コンサルティング
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大学を卒業後、経営コンサルタントで知られる船井総合研究所で 17年間お世話になり、平成19年10月1日より独立・開業いたしました。 事業内容・行動内容は、中小企業様・個人店様対象の現場密着型の コテコテ経営コンサルタントです。 独立 …
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