【中小企業や個人店の店舗戦略】新規出店・業態変更・改装リニューアルなど何がベストの選択なのか？（株式会社　武内コンサルティング）

【中小企業や個人店の店舗戦略】新規出店・業態変更・改装リニューアルなど何がベストの選択なのか？

【中小企業や個人店の店舗戦略】新規出店・業態変更・改装リニ …

大手企業は、どんどん新規出店を行います。空いているマーケットがあると、必ず店を出してきます。また、最近の傾向では、新規出店を止めて、改装リニューアルで店をブラッシュアップさせることを優先する企業も出てきています。それと開店して目標通りの売上に達しない場合は、3か月で業態変更をされるところもあります。1年や2年経ってから判断するというのではなく、即ジャッジです。この方法も一つの考え方として良いのではと思います。さて、中小企業や個人店の場合は、どうでしょうか？スクラップアンドビルドを積極的に行う資本はないと思います。新規出店をすればするほど借入が増え、返済がきつくなります。いくら売上が上がったとしても返済が多くなり式繰りが悪化するとたいへんです。それに少しでも売上が下がって来ると返済は本当にきつくなります。理想は、今の場所から移転して、増床オープンです。少しでも立地の良い場所で勝負するのも良いと思います。好立地は、時代と共に移動します。10年単位で移動するということも今後大切かもしれません。しかし、現実的には、今の店で売上を上げることを行うことです。移転すると売上が上がるのではと期待したいところですが、店の力が付いていないとすぐに売上は落ちるでしょう。それに移転したり、新しく店を作るとコストがかかります。それよりも今の店を改装した方がコストはかかりません。費用対効果で考えるならば、今の店をリニューアルして再出発した方が得策かもしれません。その時々で状況は違うと思いますが、安易な出店は危険です。店が古くなったから売上が落ちたのではなく、他に原因があるはずです。その原因を解消しない限り、次の手は打てません。だから現状認識をしっかりと行うこと。その上で、今後の戦略を立てられてはと思います。

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