【お米屋さんの経営戦略】なぜお米屋さんは店を綺麗にリニューアルしてもなかなか売上が上がらないのか？（株式会社　武内コンサルティング）

【お米屋さんの経営戦略】なぜお米屋さんは店を綺麗にリニューアルしてもなかなか売上が上がらないのか？

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昔は、店を綺麗にすると売上が上がりました。綺麗なお店で買いたい、買ってみたい、それに説明も受けてみたいというような風潮がありました。ところが、お米はどこでも買えるようになり、食品スーパーの棚なども綺麗になり、売場が綺麗だけでは差別化できなくなっています。またお米屋さんの商売というのは、店頭売り、一般消費者へ向けての販売だけではないです。業務用のお米の販売や飲食店向けのお米の販売などがあります。お店によっては、店頭販売よりもそちらの方が多い店もあります。お店をリニューアルするとイメージは良くなりますが、そこから先が大事だと思います。どのような商品を売って行くのか、どのような取り組みを行っていくのか、そこが大事なような気がします。扱い商品数を増やす。いろんな容量のお米を揃える。店頭精米を行う。そこで止まらず、自店のビジョンやポジショニングを明確にして、世の中の役に立つお米屋さんを目指されませんでしょうか？例えば、飲食店を攻めるならば、飲食店が望む納品のスタイルを個々の店ごとに研究し続けることです。米の品質だけでなく、時間や容量、パッケージに至るまで様々な点から研究を重ね、大手卸ができないものを磨き上げてはどうでしょうか？よく店をリニューアルして最初は良かったんですが、すぐに元の売上に戻りましたという方がおられます。店の綺麗さだけでは勝負できない時代になっています。店に商品を並べて待つというだけでは厳しいと思います。自店の方向性を決め、世の中にどう貢献して行くか、何をやって行くのかが見えないと売上が上がって行かないかもしれません。品揃えや仕入れている玄米以上に、ビジョンや世の中に役立つ事業にすることが大切になって来ています。それを決められてからリニューアルされても遅くないと思います。新しいタイプのお米屋さんとは、何を持っている、何かを志しているお米屋さんかもしれません。

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