メンタルヘルスの予防対策とエニアグラム 【経営MAGAZINE】

メンタルヘルス予防対策とエニアグラム（3）

第2回WBCで日本は宿敵韓国を破って見事2連覇を達成しました。

侍ジャパンを率いたのは、言うまでもなく原監督です。

原監督はエニアグラムのタイプは3です。

タイプ3の気質は、効率、結果を重視し、良い結果を出して他の人に認められたいというものです。

今回の結果はタイプ3には、最高の結果ということが出来ます。

原監督の采配には、タイプ3らしいものがありました。

村田選手が怪我をして、これ以上出場は無理だと分かると、間髪をいれず、広島の栗原選手を招集しました。

また、阪神の藤川投手の調子がいまいちだと分かると、押さえにはダルビッシュ投手を起用しました。

これらのすばやい対応は、結果（優勝）を出すことに、集中しているから出来たものと思われます。

逆にタイプ8で親分肌の星野監督が、北京五輪で調子の悪い岩瀬投手を最後まで押さえとして起用したのとは、対応の仕方が違います。

別に原監督の対応の仕方が良くて、星野監督の対応が悪いということではありません、対応の仕方が各タイプによって違うということを言いたいだけです。

誤解の無いようにお願いします。

さてタイプ3の話に戻りますが、あなたの会社には、原監督と同じタイプの人はいるでしょうか？

服装は洗練されていて格好良く、仕事はてきぱきとこなし、成績も良い、一見何も悩みは無いように思われますが、周りの人から無視されるのを一番恐れています。

このような社員に

「何事にも意欲的に取り組んでいますね」「ここまで成果を出すのは大変だっただろう」の言葉かけは、彼の励みになりより一層仕事に励みます。

しかし、「そんなに頑張らなくてもいいよ」「君のやっていることには価値が無い」というような言葉は禁句です。誰でもこういう言葉を掛けられると、良い気持ちはしませんが、タイプ3にはかなりショックとなります。

やる気をなくし、最終的には、うつ病に繋がっていくこともあります。

メンタルヘルス予防対策として、タイプ3の社員に対する言葉かけとして注意してください。

職場のメンタルヘルス予防対策にご興味のある方は、ご連絡ください。

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