奇跡の一本松型新人育成にひと言

新人育成にひと言

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福島、鹿児島、岡山、都内、県内と今春も企業、経済団体での新人研修を担当してきました。
総じて、就活の厳しさを乗り越え、晴れて各社の新人としてスタートする彼らの覚悟は殊の外しっかりと固まっています

背筋をピシッとのばして聴く姿勢、問いかけ、演習には積極的に取り組む。
その取り組み姿勢には、東日本大震災を受けての就活であり、その過程で被災された方々に比して「生きている自分」「働ける自分」への感謝の心を感じとっているように見えます。

企業側担当者の話でもこの点での話題は提供しており、就活の企業訪問、面接時に被災地に関するマスメディアでの情報に加え、肌感覚で感じているようでした。勿論被災地でのボランテア活動に参加した体験者もあってのことです。
 

そういえば例年新人のタイプを発表している日本生産性本部でも、今年は「奇跡の一本松型」と名付けました。
その解説には、「東日本大震災にも耐えて生き残った「奇跡の一本松」の話は復興に向けて多くに人に勇気を与えてくれた。今年の新入社員についても、前例のない厳しい就職戦線を乗り越えた頑張りを称えたい。これからの人生においても自然災害をはじめ「想定外」の事態に直面する事もあろうが、その困難を乗り越えていくことが期待される。今のところは未知数だが、先輩の胸を借りる(接木)などしながらその個性や能力(種子や穂)を育てていけば、やがてはどんな部署でもやっていける(移植)だろうし、他の仲間とつながって大きく育っていく(松原)だろう。(24.4.15.生産性新聞記事より抜粋)。と記しています。

小生も3月末に岩手県宮古市から三陸方面を訪れました。報道にあるように今だ復旧、復興は遅々として進んでいません。
土台だけの家跡が織りなす荒野、積まれたままの瓦礫の山、2階までぶち抜かれたままの建物が散在する町並み、「なんでだ。」と思わず絶句と苛立ちの複雑な心況でありました。

この状況下での一本松はまさに賞讃と希望のシンボルです。小生の心にまさに生かされている自分、だから何かしなければならないとの葛藤に追い込まれる時もあります。

この思いを含め、今年度の新人研修では「感謝」の心を掲げて彼らの出発にエールを送り、期待に応えた活躍の種を蒔き込みました。勿論、採用いただいた企業への感謝から発する心意気を踏まえてのことです。

どんな指導を施したか、彼らへの指導ポイントの一端を受講後の声(特に心に残った事)から紹介させていただくと

 嵜型佑浪燭發任ないわけでない。今できることを最高実践せよ」

内定まで勝ち取る努力の積み重ねは職場でもそのまま生かせる。例えば、きちんとした言動(話し方、ふるまい等のマナーエチケット)。研修スタートでの挨拶一つでも、「今の挨拶、心を込めた最高の挨拶をしましたか」と問いかけ挙手を促す。手が上がらない。すかさず「新人は・・・」と活を入れる。新人だからといっても0(ゼロ)からの出発ではない。わかっていること、できることはある。専門的ワークは未知でも、面接突破の素養はすぐ生かせる。

この一言で「新人でもできることがある」と活躍の安心の陽が点きました。

◆崚性は自ら創るもの、最初からあるわけではない」

企業人になることは関わる人、することは選べないその覚悟を持つ。
単なる好き嫌いでこの仕事に向いている、いないを言うことはタブー。仕事は身体に覚え込ませる事であり、そのプロセスで仕事への適性が作り上げられるのである。単にコンピュータで見極める事ではない。
例え進路決定で幾多の手法を講じて来ても、仕事は現実の実態の重ね(経験値)である。プロも元はアマだった。

これで、もし合わない仕事だったらとの、漠然とした不安から解放されました。

「給料は貰うものでなく、獲るものである」

給料の源は社員の働きによって生み出すものであり、その分配は各自の貢献力によって決められる。それがビジネスマンだ。自分の活躍は評価して欲しいと言うのはこの事だ。

だから、「プロとはさすがの能力を生かして、成果を上げ、金を獲る人だ」。
いくら能力を履歴書に書き込んでも、さすがの結果を生み出すことなくして評価はされない。むしろ、履歴書の内容ほどではないとのレッテルを貼られる。
勿論働く楽しみは金だけでなく、成長する、認められる、人との関係での楽しみもある。

この事から、給料に対する厳しい認識が、改めて自覚できました。

ぁ崑召凌佑卜瑤襪海箸鮹僂犬襪茲蝓∈鯑の自分に劣ることを恥じよ」

現時点で他の人と比較して自分はダメだと悲観すればそれが言い訳となる。
現在は過去の重ねの結果であり、今後に向けてのスタートの時。自分も、やればできるの自己肯定の念で小さな努力を重ねれば、やがて他の人に追いつき、勝る事もある。「うさぎとかめ」の話の如しである。
さすがの人はそれだけコツコツと重ねた自分磨きの集積がある。

研修が始まって引け目を感じ始めた小さな恐れ、それに対する打開策が見え、安心感を得ました。

ァ崚椶辰討れる指導者はあなたを本気で育てる愛情のある支援者である」

怒られる事になれてない。だからむかつく。こんな心情はあなたの裏切り行為だ。
あなたは配属先の挨拶で「・・未熟な私ですのでどうぞご指導をお願いします。」と宣言した。注意、叱りはあなたの願いに対した先輩、指導者の施しである。
できれば叱りたくない指導者の大方の心情だ。叱るその勇気は真に育って欲しいとの愛情そのものだ。厳しい指導はやがて何処に行っても通用する社員の素地なる。叱られることに感謝。そして、素直に変えることを実践する。それは自らの成長力の糧となる。

とかく持つ叱られる事への不安が、新たな価値観となった。

 

等々です。

今頃は、職場に配属され具体的に育成が施されていることしょう。
どのように松の手入れが成されているのだろうか。上記が何らかのお役に立てば幸いであります。

重ねて職場での指導のコツを提起してみましょう

それは春夏秋冬型指導実践法である。

つまり、

「春」感謝の心で芽生えた新人の息吹を育てる暖かみの施し指導である。

緊張感、不安感 の気持ちを汲み取って、良いところを見出しほめてやる、職場全員でぬくもりを醸し出す環境作りです。
決められた指導者だけでなく、皆での声掛けすることが肝腎。 

「夏」教える自分が熱くなっている様を見せる。

言葉だけでなく示範力を生かすこと。

例えば「お客様に迷惑かけて土下座したこともある」との指導なら実際に土下座をしてみせる。「まさかそこまでやるとは」との緊張感が走る。耳に入る指導と共に、目に入れる指導も肝腎。
言われることより、魅せられる事(示範)に学ぶことの価値づけの高いことも事実。

「秋」ロジックの世界が秋である。

つまり「なぜ」「どうして」の心の問いにきちんと説明する。

なぜこうなっているか、なぜ大切か、なぜこうするかの理論付けの施しです。
この事の理解、納得せずして、しっかりやれといわれても半信半疑になります。

「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かず」との指導極意がありますが、言って聞かせる事を丁寧にすべきです
でなければ単にオペレーターであり、新人としての持ち味を生かした仕事への提案は望めません。
これでは会社として新採による新鮮な感覚での目で見て欲しいとの利点も得られません。

「冬」厳しい指導の類である。

叱る事もその一。

さらに成長と共に、無理かもしれないが・・・と思うレベルへの戦の仕掛けです。
特に高学歴者にはこの点での配慮が必要です。それだけ自意識の高さと、覚
悟はできている。その芽を潰さないことです。
早期戦力化、次世代に向けての期待にはこの育成で逞しさと、自立性をきちんと育みたい。但し、成功に導く陰の支援(気配り、示唆)を怠ることは許されません。
「できなかった」の彼らの失意は今後の積極性に影を落とします。

ということになります。

新人各自の特性(能力、性格、取り組み姿勢、理解力等)を診て、真摯に新人指導に当たる方々の実効のあがる指導実践の一助になれば幸いであります。
 
各社、各地で研修終了時にわざわざ寄ってきてくれて交わした握手で、「今の気持ちを忘れないで・・」と声をかける。「はい」との澄んだ声と、引き締まった表情と目の輝き、そして握り返す拳の強さに今後の活躍の覚悟が嬉しい。

「何かと風評のある当地においで頂き、ご指導ありがとうございました」原発事故に翻弄され続けている地の受講者のアンケート内容です。どう答えたらよいのでしょうか。

どうか、職場の本番の舞台で、注目の中で光る新人として、感謝に応えた活躍ぶりを思う存分楽しんで下さい、と願う今日この頃です。

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