【飲食店の活性化の一案】おいしいごはんで繁盛店になるための炊飯診断 【経営MAGAZINE】

ごはんに手を抜くと繁盛店にならないとよく言われます。開業する場合も熱心な方は、お米屋さんを回られて納得の行くお米を探されるとか・・・

お米の質が落ちたり、ごはんの評価が下がると売上も下がって行くようです。しかし、現状ではごはんにあまり注目されていないような気がします。どこへ行ってもそこそこのものは出ています。その評価を超えるようなものを提供できないか、研究の余地がまだまだありそうです。

特に気になるのは、玄米や白米の状態ではなく、炊飯です。ごはんというと玄米や白米を思い浮かびまずが、保管をきっちり行ったり、厳しい目で選別しただけではおいごはんにはならないです。

どのような炊飯を行っているか、それをもう一度見直しても良いのではと思います。例えば、炊飯釜、何年使っておられるでしょうか？また、釜は電気釜でしょうか、ガス釜でしょうか？

自分なりのやり方やこだわりもあると思いますが、専門のプロの方の診断を受けられても良いような気がします。全国には、お米マイスターの資格を持たれた方がおられます。そのような方の意見も聞かれてはと思います。

注：お米マイスターは、日本米穀小売商業組合連合会が主宰する、お米に関する専門職経験がある人のみに受験資格がある、いわば、お米の博士号とも言える資格です。

また、釜についても節電の影響などにより、ガスが再注目されています。昔に比べて格段に性能が良くなったものができているみたいです。

光熱費の低減、炊き増え、美味しさアップなど様々な利点があるようです。店舗のリニューアルだけでなく、厨房のリニューアルをお考えの方もおられると思います。そのような場合、厨房機器すべてをもう一度見直しても良いかもしれません。

炊き方一つにとっても昔の通説とは違ったやり方があるかもしれません。自分のやり方が常に正しいと思っていると、先に進むことができません。

他のメニューと同じくらい、おいしいごはんの提供について考える時が来ているように思います。玄米の品種特性に頼るのではなく、美味しく炊き上げるための技術向上も大事です。

それともう一つ大事なのは、おいしいごはんを提供していることを知っていただくための企画です。ごはんの企画というのは今までほとんどなかったですが、こちらも検討の余地があると思います。

新米シーズンに入りました。おいしいごはんをたくさん食べていただく企画あっても良いのではないでしょうか？

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