■社員は○○の鏡!社員を見ればわかります!

〜経営戦略虎の巻〜

「ウチの社員は、モチベーションが低い・・・」
「ウチの社員は、会社がピンチなのにやる気を出さない・・・」。

 
このようなグチ(?)を訴えてくる経営者がいます。
私の仕事柄、つい言いたくなるのでしょうが、
あえて正直に解決策を伝えることはしません。
気持ちはわかりますし、かつての私もそうでした。


「なぜ部下は行動してくれないのか?」
「なぜ部下からやる気を感じられないのか?」など、
そんなことを考えていました。
「なぜ社員は?」「なぜ部下は?」と、
原因を自分以外に求めていました。


ですから、業績が悪いのは不景気のせい、
お客様が来ないのはチラシのせい、
契約数が伸びないのは営業マンのせい、
悪いことはすべて自分以外に原因があるという
思考回路なのです。


ですが、本当にそうなのでしょうか?


自問自答してください。
「社員は元々モチベーションが低かったのですか?
入社当時はやる気満々だったのではありませんか?」
「やる気をなくし、モチベーションが下がった原因はなんですか?」。
よく考えてみましょう。


たとえば、会社員のあなたには
奥さんと小学生の子どもがいます。
毎朝7時に自宅を出て、夕方6時に帰宅します。
朝出かける時、奥さんと子どもが見送ってくれますが、
もしあなたが暗い表情で覇気のない声で「行ってきます」と言ったなら・・・。
奥さんと子どもは、どう感じるでしょうか?
 
 
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長谷川博之の眼★本物の商売を目指すポイント!
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帰宅した時も、暗い表情でうつむき加減に
「ただいま。今日も仕事で疲れた。もう仕事なんかやってられない」と言ったなら・・・。
奥さんと子どもは、どう感じるでしょうか?
こんなことが毎日続いたら、奥さんも子どもも、
徐々に暗くなると思いませんか?


そして、あなたに話しかけなくなると思います。
あなたの発している雰囲気が、
周りの人をそうさせているのです。
このように、上に立つ人の「雰囲気」「態度」「考え方」は、
周囲の人たちに伝染していきます。
 
 
 
では、あなたの態度が逆だったらどうでしょうか?
朝はハグをして笑顔で家を出ます。
「今日の仕事も充実して楽しかった!」と帰宅します。
奥さんも子どもも、明るく元気になると思いませんか?


あるベテラン経営者が、こんなことを教えてくれました。
朝起きた時、孫が挨拶をしてくれないというのです。
最初は怒っていたのですが、よくよく考えてみると、
自分が孫に挨拶をしていなかったというのです。
これじゃあ、孫が挨拶をしてくれるわけがないと・・・。


このように、相手の態度や雰囲気は、あなたの鏡です。
あなたの態度や雰囲気が、相手をそうさせているのです。
特に、あなたの方が立場が上ならばなおさらです。


私は数多くの企業に出入りしていますが、
玄関に入った瞬間にその企業の文化を感じます。
「なんだお前?」というような雰囲気を醸し出している企業もありますし、
「ようこそ、いらっしゃいませ!」という気持ちが
言動に現れている企業もあります。


多くの場合、企業の「雰囲気」「態度」「考え方」「文化」は、
トップである社長が作っています。
それ以外には考えられません。
社長が明るければ、社員も明るくなります。
社長が元気ならば、社員も元気になります。
極端な言い方をすれば、
社長の生き方が社員に影響を与えるのです。


冒頭紹介した「ウチの社員はモチベーションが低い・・・」
「会社がピンチなのに、やる気を出さない・・・」原因は、
社長のモチベーションが低いからです。
社長にやる気がないからです。
社長が本気ならば、社員も本気になります。


なんだかんだと言っても、
社員は社長の背中をお手本にします。
社員の「雰囲気」「態度」「言動」は社長の鏡です。


社長は、社内の文化を変える強力なパワーを持っています。
このパワーを良い方に使いますか、それとも悪い方に使いますか?

ビジネスコラム提供者情報

  • コンサルタント:営業
  • 株式会社リンケージM.Iコンサルティング
  • 新潟県新潟市東区大形本町3-1-38-608

【代表取締役・長谷川博之(はせがわ・ひろゆき)プロフィール】 新潟県三条市生まれ、新潟市在住。 高校卒業後、ジャズミュージシャンを目指し上京。その後、広告代理店、量販店などの勤務して、2001年に独立。 新潟県新潟市を中心に …

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