能力給という言葉は従業員の方からはあまり出てきません。
経験給を評価して欲しいという要望・希望が上がってきます。
ニュアンス的には微妙だと思います。
明確に能力では査定されたくない、しかし、勤務経験に対する経験は評価・査定して欲しいということでしょうか?
人事考課表などで厳しく査定となると、自信がない。でもただ勤続年数を評価するのではなく、そこから経験を積んだ経験のウエイトを上げて欲しい。
勤続年数ではなく、経験給。
本当に微妙。
勤続経験が長くなるにつれ、職務遂行能力が高まり、新人さんは1年や2年で勤務しても追い付かないという自負かもしれません。
こういう意見を賃金に反映させるのは難しいです。
経験給ということば自体は良いですが、実際には誰にいくら支給するのか基準がありません。
単純に経験年数で支給するとなると、それも不平不満が出て来そうな気がします。
自信を持って仕事をされている方ほど、給与に対する不満があるものです。
会社として対応して行かないと、人材の流出が始まります。
会社が決めた査定方法で給与が決まる。それが今までのやり方だったと思います。ところが最近は、従業員の方から自分たちの査定方法は、こうやって欲しいと意見が出てきます。
会社が作る評価方法から、従業員の希望を入れた評価方法が必要になってきているのかもしれません。
だから、経験給という評価査定シートが必要かもしれません。
経験をどう評価して行くか?
一つ大きな課題が見つかりました。
評価の仕方、内容も時代に合わせて変えて行く必要がありそうな気がします。
出来る限り、従業員が主役で、従業員の希望・要望を入れた給与システムづくりがモチベーションアップにつながると思います。
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