タイムマネジメントといっても、単なる時間管理という意味では
ありません。
「人生成功の極意はタイムマネジメントにあり」と言うように、
本来の狙いは、自分の幸せな人生の獲得にあります。
これを、ビジネスの世界に置き換えて言うと・・・
本当のタイムマネジメントとは、具体的な成果(コストダウン、
売上・利益の拡大、新規顧客の獲得、などなど)を勝ち取るための
手法です。
そして、本当のタイムマネジメントを実践するためには、下記の4点は
必ず押さえるべき事項です。
1.自分や組織の付加価値業務といったものを正しく知ること。
2.自分や組織のタイムバジェット(時間の予算管理)により、
業務の総量と時間の総量をより正しく見積もり、その上で
優先順位をつけること。
3.実行する当該業務のアウトプットと、アウトプットを実現する
ための方法、手段、手順を明確にすること(業務のブレークダウン)。
4.その上で、スケジューリング(いわゆる時間管理)を行い、
実践し管理すること。
要するに、計画そのものを管理しましょう、ということです。
「PDCA」といった管理サイクルがありますが、P(計画)の
精度を徹底的に上げていこうというものです。
ちなみに、「管理」とは一体何どのようなものなのでしょうか。
業績管理、健康管理、安全管理・・・などなど、管理という言葉の
響きには、何か統制とか監視といった様なイメージがありますが、
本来の「管理」の意味は違います。
管理とは、先々で発生するトラブルなどを事前に除去する活動なの
であり、また、リスク管理の原点なのです。
すなわち、事前の障害事項除去活動が管理なのです。
この意味からも、計画そのものを管理することはとても重要な視点
です。
話が少し横道に逸れてしまいましたが、いずれにしても、このよう
な仕事のやり方が組織の中で習慣化されると、全ての部門、全ての
業務で生産性が飛躍的に向上します。
そして、上記1〜4のそれぞれの視点をベースに評価項目を設定し、
それぞれの視点のノウハウを学び実践することで、人事評価制度と
人材育成・業績向上の善の循環が生まれるのです。
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ビジネスコラム提供者情報
- コンサルタント:人事・組織
- サントウ経営事務所
- 千葉県柏市亀甲台町1−19−9
【代表者プロフィール】 ◆山藤茂。経営コンサルタント。中小企業診断士。 ◆「人事制度と儲かる仕組み」実践会・「タイムマネジメント」研究会を主宰。 ◆?日立製作所(人事勤労部門)に14年在籍しH3年に独立。 ◆近年は、「人材育成と儲か …
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